最近、WindowsやMacをはじめとするさまざまなOSで「ダークモード」と呼ばれる黒基調のデザインの話をよく聞きます。
「ダークモード」は目に優しいとか、バッテリー持ちがいいとも言われていますが、アプリケーションをダークモードにする場合は、アプリケーション単独でダークモードにできるパターンと、OSの設定に従うパターンがあります。
Windows版のChromeブラウザでは、バージョン74でOSの設定をダークモードにすると、それに従いダークモード表示できるようになりました。
そこでここでは、Windows版のChromeブラウザをダークモードにした際の見た目を、設定方法を交えて紹介したいと思います。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1809 |
Google Chrome | 74.0.3729.131 |
設定方法
「Google Chrome」をダークモードにする場合は、OSの設定をダークモードに変更することで、それに従いChromeもダークモードになります。
ここでは、Windows10バージョン1809でダークモードにする方法を紹介します。
Windows10のデフォルトでは、ウィンドウは以下のように白を基調としています。
ダークモードに切り替えるには、デスクトップの何もないところを右クリックして、メニューから「個人設定」を選択します。
「個人用設定」画面の「色」にある「既定のアプリモードを選択します」で「黒」を選択します。
以上で、OSのダークモードの設定は完了です。これでChromeのウィンドウも、OS設定に従い、以下の画像のようにダークモードで表示されているはずです。
Chromeをダークモードにすると、起動画面、設定画面、メニューなど、Chromeの機能に関する画面はダークモードで表示できます。
あとがき
ダークモード表示を見やすいと感じるかどうかは、正直好みが分かれると思います。個人的には、ダークモードよりも通常の表示のほうが見やすいと感じますが、ノートPCなど消費電力に気を使う必要がある場面では有用ではないでしょうか。
なお、OSは通常の白基調のままでChromeの配色を変えたいときは、以下の記事のように「テーマ」を導入することをおススメします。