Windowsで重要なファイルを安全に保管/送信するなら「アタッシェケース4」

Windowsで重要なファイルを安全に保管/送信するなら「アタッシェケース4」

パソコンで作成した重要なファイルを安全に保管したり外部に送信したい場合、ファイルにパスワードを設定する、パスワード付きZIPファイルにする、Windowsの暗号化機能を利用するといった方法が一般的です。

ですが、上の方法は安全さの引き換えに操作が面倒だったりすることが多いですが、安全さに加えて操作のシンプルさも考慮したい場合におすすめなのが、暗号化ソフトウェア「アタッシェケース4」です。

ここでは「アタッシェケース4」の概要や使い方を紹介します。

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動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit21H1
アタッシュケース44.0.2.3

「アタッシュケース4」とは

Windowsで重要なファイルを安全に保管/送信するなら「アタッシェケース4」

アタッシェケース4 | HiBARA Software

「アタッシュケース4」は、フォルダーやファイルをドラッグ&ドロップするだけで、簡単に世界標準(AES256)の暗号化アルゴリズムで強固に暗号化できるオープンソースの国産暗号化ソフトで、Windows、Macに対応しています。

Memo

Windows版は個人や教育機関での利用は無償ですが商用利用は有料です。

Mac版は個人・商用に関わらず、作者のホームページからダウンロードした場合は無償で利用することができますが、App Store版は有償です。

「アタッシュケース4」の特長は、次のとおりです。

  • ドラッグ&ドロップで簡単にフォルダーやファイルを暗号化できる
  • 暗号化ファイルの形式には実行形式も選択でき、アタッシュケースを導入していない環境でも、暗号化されたファイルの復号化が可能
  • 暗号化ファイルの復号に、パスワード以外に任意のファイルを指定可能
  • 公開鍵と秘密鍵を使った暗号化/復号化に対応
  • パスワードの入力回数に制限を設定可能 など

「アタッシュケース4」の使い方

Windows版の「アタッシュケース4」は、インストーラー版とポータブル版が提供されていますが、ここでは簡単に使い始めることができるポータブル版を利用します。

まずは、作者のホームページからポータブル版のプログラム「atcs4023.zip」をダウンロードし、ZIPファイルを解凍します。

アタッシェケース4 | HiBARA Software

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ZIPファイルを解凍したらフォルダー内の「AttacheCase.exe」を実行すれば、アタッシュケース4が起動します。

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フォルダーやファイルを暗号化するときは、画面左側のアイコンから出力ファイル形式を選択してから、画面の指定エリアに暗号化したいフォルダーやファイルをドラッグ&ドロップします。

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「暗号化ATC」で暗号化した場合、暗号化ファイルを復号化するときにアタッシュケース4が必要になり、「暗号化EXE」で暗号化した場合、暗号化ファイル単体で復号化できます。また、「公開鍵暗号」で暗号化するときは、先に公開鍵と秘密鍵を生成します。

たとえば、暗号化EXEで暗号化するときは、まず画面左側のアイコンから「暗号化EXE」を選択してから、暗号化したいファイルを指定エリアにドラッグ&ドロップします。

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すると、パスワードの設定画面が表示されるので、復号化するときのパスワードを設定します。

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以上で、暗号化ファイルが完成します。

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暗号化EXEで暗号化されたファイルを復号化するときは、暗号化ファイルをダブルクリックすると、以下のようなパスワード入力画面が表示され、正しいパスワードを入力することで復号化できます。

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「アタッシュケース4」の便利機能

「アタッシュケース4」には、フォルダーやファイルを暗号化するときに、より安全性を高めための機能が搭載されています。

暗号化ファイルを圧縮したいときは

アタッシュケース4では、暗号化するファイルのサイズが大きい場合に圧縮することができます。

「圧縮」機能を利用する場合は、設定画面で有効化します。

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ファイルを使って復号化するときは

アタッシュケース4では、パスワードの代わりに任意のファイルで復号化することができ、利用する場合は、設定画面で「パスワードファイル」機能を有効化します。

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パスワードの入力回数を制限したいときは

アタッシュケース4では、暗号化ファイルを復号化するときにパスワードの入力回数に制限を設定して、指定した回数パスワードを間違えた場合にデータを破壊することもできます。

利用する場合は「パスワード入力制限」機能で設定します。

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拡張子の偽装

暗号化ファイルの存在自体を隠したい場合は、暗号化ファイルの拡張子を偽装して、一見するだけではそれが暗号化されたファイルと分からないようにできます。

拡張子を偽装する場合は、設定画面で「拡張子偽装」機能を有効化します。

Windowsで重要なファイルを安全に保管/送信するなら「アタッシェケース4」

あとがき

アタッシュケース4は、操作が非常にシンプルでITに詳しくない方でも簡単に扱えるので、重要なファイルを安全に保管/送信したいときにおすすめのツールです。

お試しあれ。

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