Chromeブラウザの特長と言えば、さまざまな機能を追加できる拡張機能ですが、拡張機能を利用できるのはPC向けのChromeブラウザに限られ、スマホ向けのChromeブラウザでは拡張機能は利用できません。
ですが、Android端末ならWebブラウザアプリ「Kiwi Browser」を利用することで、Chromeブラウザの拡張機能が利用できます。
そこでここでは、Android向けWebブラウザアプリ「Kiwi Browser」の概要と、拡張機能のインストール方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
Kiwi Browser | Quadea |
「Kiwi Browser」とは
「Kiwi Browser」は、Chromeブラウザと同じChromiumがベースで、高速性と強力なポップアップブロッカーを搭載したAndroid向けのWebブラウザです。
また、Chromeウェブストアから機能拡張を追加できることが大きな特長として挙げられます。
使い勝手はChromeブラウザとほぼ同じなので、Chromeブラウザを利用している方であれば、スムーズに利用できるでしょう。
「Kiwi Browser」で拡張機能を利用する
「Kiwi Browser」の基本的な使い方は割愛させていただき、ここでは拡張機能のインストール~使い方を紹介します。
拡張機能をインストールする
ここでは、例として拡張機能「Speedtest by Ookla」をインストールします。
拡張機能をインストールするときは、Kiwi Browserから「Chrome ウェブストア」にアクセスして、追加したい機能拡張のページで「Chromeに追加」をタップします。
ChromeウェブストアのページはPC用のページなので、スマホなどでは見づらいですがそこは我慢です。
確認画面が表示されるので「OK」をタップすれば、拡張機能がインストールされます。
拡張機能を利用する
拡張機能を利用するときは、画面右上のメニューボタンをタップして、表示されるメニューの一番下にインストールした拡張機能が表示されているのでタップします。
すると、拡張機能の画面が表示され利用できます。


拡張機能をアンインストールしたり、無効化したいときは、画面右上のメニューボタンをタップして、メニューから「拡張機能」をタップします。
すると「拡張機能」画面が表示され、インストール済みの拡張機能が表示されるので、ここで拡張機能のアンインストールや、拡張機能を無効化したりします。
拡張機能の管理方法も、PC版のChromeブラウザとほぼ同じなので、普段からPCでChromeブラウザを利用しているなら迷うことなく操作できます。
あとがき
スマホとPCでは操作性やインターフェースが異なるため、すべての機能拡張が利用できるわけではありませんが、スマホで利用したい拡張機能がある場合は、試してみる価値はあるでしょう。