Windows版Microsoft Edgeを特定のプロファイルで起動させる方法

Windows版Microsoft Edgeを特定のプロファイルで起動させる方法

Microsoft Edge(以下、Edgeブラウザ)では、Chromeブラウザと同じように複数のプロファイルを作成でき、プロファイルごとにEdgeの設定や、ブックマーク、閲覧履歴、拡張機能、パスワードなどを保存することができます。

仕事用とプライベート用など、用途ごとにプロファイルを切り替えれば、SNSやウェブサービスのログイン状態をプロファイルごとに管理できて便利な機能ですが、EdgeブラウザはChromeブラウザのように、特定のプロファイルでブラウザを起動するためのショートカットを作成できないため、Edgeブラウザを起動するときのパラメーターで、ブラウザ起動時のプロファイルを指定する必要があります。

そこでここでは、Windows版のMicrosoft Edgeを特定のプロファイルで起動する方法を紹介します。

Microsoft Edgeを快適に利用するために最初に設定しておきたいこと
ここでは、Windows 10でMicrosoft Edge(以下、Edgeブラウザ)を快適利用するために最初に設定しておきたい項目を紹介します。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit20H2
Microsoft Edge90.0.818.62

ブラウザ起動時のプロファイルを指定する

Edgeブラウザ起動時のプロファイルを指定するには、Edgeブラウザのショートカットをカスタマイズします。

具体的な手順は、次のとおりです。

まず、Edgeブラウザのショートカットをデスクトップなどに作成します。

スタートメニューのプログラム一覧にある「Microsoft Edge」を、デスクトップにドラッグ&ドロップすれば簡単に作成できます。

Windows版Microsoft Edgeを特定のプロファイルで起動させる方法

作成したショートカット右クリックして、メニューから「プロパティ」を選択します。

Windows版Microsoft Edgeを特定のプロファイルで起動させる方法

ショートカットのプロパティ画面が表示されたら、「リンク先」欄に表示されている内容にプロファイルを指定するオプションを追記することで、特定のプロファイルでEdgeブラウザを起動できるようになります。

たとえば、デフォルトのプロファイルで起動させたいときは「リンク先」欄を次のように指定して「OK」をクリックします。

「--profile-directory」以降を追記しています。

“C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --profile-directory=Default

Windows版Microsoft Edgeを特定のプロファイルで起動させる方法

「プロファイル 2」で起動させたいときは、次のように指定して「OK」をクリックします。

“C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --profile-directory="Profile 2"

Windows版Microsoft Edgeを特定のプロファイルで起動させる方法

以上で、Edgeブラウザ起動時のプロファイルを指定できます。

あとがき

仕事用とプライベート用など、用途ごとにプロファイルを切り替えれば、SNSやウェブサービスのログイン状態をプロファイルごとに管理できて便利ですよ。

ご活用あれ。