Google ChromeなどのWebブラウザを長年利用していると、ブックマークにたくさんのWebサイトが登録されていると思います。
そこでここでは、Windows版のChromeブラウザで、ブックマークしたWebサイトを効率よく整理する方法や、ブックマークバーをコンパクトに表示する方法を紹介します。
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Chrome | 72.0.3626.121 |
目次
ブックマークにタグをつける
多くのサイトをブックマークに登録して管理する場合、フォルダー分けして管理するのが一般的ですが、フォルダー分け以外の管理方法として、ブックマークにタグを付けて管理する方法があります。
タグの付け方は簡単で、ブックマークを追加するときに、サイト名の後ろに好きなタグを付けておきます。(タグと分かるように、先頭に「#」を付けると分かりやすいです)
タグを付けたブックマークは、アドレスバーにタグを入力することで、ハイライトで候補に表示されます。
フォルダーでの管理とタグでの管理とで、どちらが便利かは一概には言えませんが、フォルダーでの管理がやり辛いようであれば、試してみてはいかがでしょうか。
ブックマークバーにはアイコンのみを表示
よく利用するサイトは、ブックマークバーに登録しておくことで、素早くアクセスできますが、登録数が増えるとスペースに収まりきらないことがあります。
そんなときは、サイトアイコン(ファビコン)で識別できるWebサイトは、アイコンだけにして文字列を削除すれば、ブックマークバーのスペースをかなり節約できます。
拡張機能でブックマークを整理
Chromeブラウザはブックマークの数が多くなりすぎると動作に影響が出ることがあります。そのため、たくさんのサイトをブックマークしているなら拡張機能「OneTab」を使って整理するのがおすすめです。
OneTabの基本的な使い方
OneTabをインストールすると、オムニバー横にOneTabのアイコンが表示されているので、タブを開いている状態でOneTabのアイコンをクリックします。
すると、開いているタブが一つのタブグループとして、OneTab用の画面にまとめられます。
まとめられたタブを開くときは、OneTab画面で開きたい項目をクリックすることで、タブとして復元されます。(タブを復元すると、そのタブはグループから消えてしまいますが、Ctrlキーを押しながらクリックすれば、グループに残しながら復元することもできます。)
OneTabをブックマーク代わりに利用する
OneTabには、リスト化したタブをグループ化する機能やタブが削除されないようロック機能が搭載されており、それらを利用すればOneTabをブックマーク代わりとしても利用できます。
タブをグループ化したりタブが削除されないようロックする方法は、次のとおりです。
タブをグループに分ける
OneTabでは、開いているタブをまとめるたびに新たなタブグループが作成されるので、タブの種類ごとにグループを分けるといったことができます。
作成されたグループは、メニューから「このタブグループに名前を付ける」をクリックすることで、名前をつけることができます。
また、グループにまとめられたタブは、ドラッグ&ドロップでグループ間を移動させることができます。
グループをロックする
OneTabにまとめたタブグループは、その他メニューから「このタブグループをロックする」をクリックすることで、削除できないようロックすることができます。
ロックされたタブグループには、左側に鍵マーク表示されます。
あとがき
日々利用するWebブラウザだからこそ、より快適に利用するために、ここで紹介したちょっとしたワザをうまく活用してみてください。