Windows10では「デスクトップアプリ」と「ストアアプリ」の2つのタイプのアプリケーションソフトが利用できます。
デスクトップアプリは、Windows95登場以来利用できる従来タイプのアプリで、ストアアプリはWindows8以降で利用できるようになった新しいタイプのアプリです。
ストアアプリは、デフォルトでインストールされているものを含め、すでに利用されている方も多いと思いますが、おさらいとして、Windows10でのストアアプリのインストール/アンインストール方法を紹介します。
目次
ストアアプリとは
Windows7以前の環境では、アプリケーションソフトは"デスクトップアプリ"として提供されていました。
Windows7の次のOSとして登場したWindows8からは、タブレットなどの利用も想定した新しいタイプのアプリとして"ストアアプリ"が登場し、現在のWindows10でも利用することができます。
デスクトップアプリとストアアプリの大きな違いの一つに、ストアアプリは、専用のアプリマーケット「Microsoft Store」からインストールする必要があるため、従来のデスクトップアプリのようにアプリ開発側の自由度が高くない点があります。
ですが、利用者視点では、どのアプリもインストール方法や更新方法が同じで、公開されているアプリは、Microsoft Storeの審査に合格したものだけなので、安全性や品質がある程度は保障されているというメリットがあります。
また、ストアアプリは、仕組み的にシステムに影響を及ぼす動作が制限されているため、デスクトップアプリと比較して、セキュリティ的にも安心して利用できるメリットがあります。
ストアアプリのインストール方法
ストアアプリは「Microsoft Store」からインストールします。
「Microsoft Store」を起動する
「Microsoft Store」は、デフォルトでタスクバーに表示されているので、アイコンをクリックして起動します。
タスクバーにアイコンがない場合は、スタートメニューのプログラム一覧からも起動できます。
Microsoft Storeを起動すると、次のような画面が表示されます。
Microsoft Storeではアプリ以外にも、ゲームやデバイス、音楽、映画などのマルチメディアコンテンツをダウンロードしたり、購入したりできますが、アプリを含め有料コンテンツを購入するにはMicrosoftアカウントでサインインしておく必要があります。
アプリを探す
アプリを探す場合、アプリ名が分かっているなら、右上の「検索」をクリックして、アプリ名などのキーワードを入力することで、素早く目的のアプリを見つけれるでしょう。
アプリ一覧から選びたい場合は、画面左上の「アプリ」タブをクリックすれば、人気やカテゴリーからアプリを探すことができます。
アプリをインストールする
インストールしたいアプリが決まったら、アプリの画面で「入手」や「購入」をクリックすれば、自動でインストールが始まります。

アプリのインストール中の画面
アプリのインストールが完了したら、そのまま「起動」ボタンをクリックして起動できます。
また、インストールしたアプリは、スタートメニューのプログラム一覧にも追加されているので、そこから起動することもできます。

スタートメニューのプログラム一覧
インストールしたアプリをタスクバーやスタート画面のタイルに表示させるには、スタートメニューのプログラム一覧で、対象のアプリを右クリックして「タスクバーにピン留めする」や「スタートにピン留めする」を選択します。

タスクバーにピン留めするときの画面

スタートにピン留めするときの画面
なお、マシンにインストールしたストアアプリは、Microsoft Store右上のメニューから「マイライブラリ」を開くと確認できます。
ストアアプリのアンインストール方法
インストール済みのストアアプリをアンインストールするときは、スタートメニューのプログラム一覧から、もしくはWindows10の「設定」アプリから行います。
スタートメニューのプログラム一覧から
もっとも簡単な方法は、スタートメニューのプログラム一覧で対象のアプリを右クリックして、メニューから「アンインストール」を選択します。
「設定」アプリから
「設定」アプリから対象のアプリをアンインストールする場合は、「設定」アプリを起動して「アプリ」を開きます。
アプリ画面が開いたら「アプリと機能」画面に表示されているアプリの一覧から、対象のアプリをクリックして「アンインストール」をクリックします。
あとがき
Microsoft製のアプリはストアアプリとして提供されている場合も多いので、ストアアプリの基本的な操作は覚えておきたいですね。