Android端末を長く利用していると、過去にインストールしていたアプリのディレクトリが残ったままになっていることがよくあります。
ほとんどの場合、それらのディレクトリの中身は空ですが、そのようなディレクトリが残り続けているのは気持ちが良いものではありません。
そこでここでは、中身が空のディレクトリを一括削除してくれるAndroid向けアプリ「Empty Folder Cleaner」を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のバージョンや機種では、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
Empty Folder Cleaner | 3.5.1 |
「Empty Folder Cleaner」とは
「Empty Folder Cleaner」は、空のディレクトリを削除してくれる無料アプリで、ワンタップで簡単に中身が空のディレクトリを一括削除してくれます。
「Empty Folder Cleaner」の使い方
「Empty Folder Cleaner」を最初に起動したときは、権限を求めてくるので許可しておきます。
アプリ画面はとてもシンプルで、以下のように画面に「Clean」ボタンがあるだけで、タップすれば、空のディレクトリを一括削除してくれます。
ディレクトリの削除が完了すると、どのディレクトリを削除したかの結果が表示されるので、万が一動作に問題が出たときにディレクトリを再作成できるよう、スクリーンショットを撮っておくと安心です。
スクリーンショットは、端末の「電源」ボタンと「音量を下げる」ボタンを同時押しします。(Android9.0以降では、「電源」ボタンを押し続け、「スクリーンショット」をタップします。)
なお、空のディレクトリを削除したからと言って、ストレージの空き容量が増えることはありませんが、定期的に空のディレクトリを削除しておけば、ディレクトリ構造をシンプルに保てるでしょう。
あとがき
Android端末を長く利用していれば、多かれ少なかれごみデータは溜まってくるので、定期的にここで紹介している方法で空のディレクトリを削除したり、以下の記事で紹介している方法で不要なデータを削除することで、長く快適に利用できるのではないでしょうか。

なお、どうしても空き容量が増えない、端末のモッサリ感が解消しない場合は、最終手段といして、いさぎよく端末を初期化しましょう。その方が、あれこれと頭を悩ますことはないでしょう。