Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

Windows10の動作を高速化したい場合、最も効果があるのはハードウェアを増強(SSDなどの高速なディスクへの交換や、メモリ増設など)することですが、Windowsの設定を見直すことでも、高速化できる場合も多々あります。

そこでここでは、Windows10で効果を実感できる高速化設定を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit1909

視覚効果を無効化する

Windows10では、画面をアニメーションさせたりウィンドウに影を付けたりといった、さまざまな視覚効果が使用されています。

視覚効果は、ユーザーインターフェースの見栄えを良くしてくれますが、その分CPUやメモリを消費しているので、視覚効果を無効化することでリソースの使用量を抑えたり、Windows10の動作を高速化できます。

アニメーション効果だけ無効化したいときは、Windowsの「設定」アプリから「簡単操作」>「ディスプレイ」を開き「Windowsのシンプル化とパーソナル設定」にある「Windowsにアニメーションを表示する」をオフにします。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

これだけでも、体感で分かるほどWindows10の動作が高速化する場合もあります。

そのほかの視覚効果も無効化したい場合は、次の手順を実施します。

「コントロールパネル」から「すべてのコントロールパネル項目」>「システム」を順に開き、左側のメニューから「システムの詳細設定」をクリックします。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

「システムのプロパティ」画面で「詳細設定」タブの「パフォーマンス」欄にある「設定」をクリックします。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

「パフォーマンスオプション」画面の「視覚効果」タブで「パフォーマンスを優先する」を選択するか、「カスタム」を選択して、無効化にしたい項目のチェックをオフにします。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

スタートメニューの透明効果を無効化する

Windows10のスタートメニューやタスクバーには半透明のエフェクトがかけられていまが、この透明効果を無効化することでも高速化に期待できます。

透明効果を無効化する手順は、次のとおりです。

デスクトップの何もないところを右クリックして、メニューから「個人用設定」をクリックします。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

「個人用設定」の左メニューから「色」を選択し「透明効果」を「オフ」にします。これで半透明エフェクトが無効になります。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

電源プランを変更する

Windows10では、デフォルトの電源プランとして「バランス」が選択されており、自動的にパフォーマンスと電力消費のバランスが取られています。

この電源プランをパフォーマンスを優先する設定に変更することで、Windows10の高速化に期待できます。特に仮想環境上のWindows10仮想マシンでは、その効果が高いでしょう。

なお、電源プランの説明にも記載されていますが、パフォーマンスを優先することで、電力消費は上がります。

Windows10の動作が遅いときは電源設定を見直してみよう。
ここでは、Windows10の電源プランに「高パフォーマンス」がない場合の追加方法や、さらにその上をいく「究極のパフォーマンス」を追加する方法を紹介します。

バックグラウンドアプリを無効化する

Windows10上で動作しているアプリの中には、バックグラウンドで動作して、インターネットからデータ受信したり、通知を送信したりするアプリがあります。

アプリがバックグラウンドで動作することで、最新の情報を表示したり通知などで役立ちますが、その分リソースを消費しているので、不要なアプリのバックグラウンドでの動作を無効化することで、リソースの消費を抑えることができるとともに、動作の高速化にも期待できます。

不要なアプリのバックグラウンド動作を無効化する手順は、次のとおりです。

Windows10の「設定」アプリから「プライバシー」>「バックグラウンドアプリ」開き、画面右側で、無効化したいアプリの右にあるスイッチを「オフ」に設定します。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

なお、すべてのアプリのバックグラウンド実行を無効化する場合は、上部にある「アプリのバックグラウンド実行を許可する」を「オフ」に設定します。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

注意点としては、アプリのバックグラウンド実行を無効化すると、ニュースアプリの場合は最新情報が表示されなくなったり、メールアプリだと新着メールが通知されなくなります。

不要なスタートアッププログラムを無効化する

Windows環境には、OS起動時に自動的に起動するプログラム「スタートアッププログラム」があります。このスタートアッププログラムの数を減らせば、マシンの起動を高速化できます。

スタートアッププログラムを無効化する手順は、次のとおりです。

「スタート」ボタンを右クリックして、メニューから「タスクマネージャー」を選択します。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

「タスクマネージャー」の「スタートアップ」タブをクリックすると、スタートアッププログラムの一覧が表示されるので、自動的に起動させたくないプログラムを選択して、右下の「無効にする」をクリックします。

Windows10で効果を実感できる6つの高速化設定

コンパクトOSを有効化する

「コンパクトOS」は、Windows10のシステム関連ファイルを圧縮することで読み込むデータの量を減らし、従来型HDDからのWindows10の起動を高速化する機能です。

Windows10を従来型のHDDにインストールして利用しているなら、有効化することでWindows10の起動を高速化できる可能性があります。

HDDからのWindows10の起動を速くする方法(コンパクトOS)
ここでは、従来のHDDにインストールされたWindows10の起動をコンパクトOS機能を使って高速化するする方法を紹介します。 

ハードウェア設定を調整する

PCの電源をオンにしてからサインイン画面が表示されるまでの時間がやけに長い場合は、Windows10の設定を見直すとともに、UEFIファームウェアの設定を調整することでも、Windows10の起動を高速化できる場合があります。

ハードウェア設定でWindows10の起動を高速化する方法
Windows10の起動を高速化したい場合、Windows10の設定を見直すとともに、UEFIファームウェアの設定を調整することでも起動を高速化できる場合があります。

あとがき

なお、Windows10の動作が徐々に遅くなってきている場合は、ここで紹介しているような高速化設定ではなく、以下の記事で紹介している動作を改善する対処を行ったほうが良いでしょう。

Windows10が遅くなってきたら試したいこと
Windows10を長年使っていると、最初のころはサクサク動いていたのに、だんだん動作が遅くなってくることがよくあります。そのようなときに、サクサク感を取り戻すために試したいことを紹介します。

記事が役立ったらシェアしてくれるとうれしいです。