Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

Windows 10には、オペレーティングシステムやインストールされているアプリケーションからのメッセージを画面上に表示する「通知」機能が搭載されていますが、デフォルト設定のままでは使いづらいと感じるときがあります。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

通知の例

そこでここでは、Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法を紹介します。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit1909

システム全体の通知のオン/オフを切り替える

通知機能そのものを利用しないのなら、通知機能をオフに設定できます。

手順は、Windowsの「設定」アプリから「システム」>「通知とアクション」を開き「アプリや他の送信者からの通知を取得する」をオフに設定することで、システム全体で通知機能をオフに設定できます。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

アプリごとに通知のオン/オフを切り替える

特定のアプリからの通知のみをオフにしたいときは、Windowsの「設定」アプリから「システム」>「通知とアクション」を開き、「送信元ごとの通知の受信設定」欄に表示されているアプリの一覧から、通知をオフにしたいアプリのスライダーをオフに設定します。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

通知音をオフにする

すべての通知音をオフにするときは「通知とアクション」画面で「通知時にサウンドを再生する」のチェックをオフに設定します。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

以上で、すべての通知時に通知音が鳴らなくなります。

特定アプリからの通知音のみオフにする

特定アプリからの通知音のみをオフにしたいときは、先ほどと同じ「通知とアクション」の、画面右側にある「送信先ごとの通知の受信設定」で、通知音をオフにしたいアプリをクリックします。

以下の画面では、例として「Mail」アプリをクリックします。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

すると、選択したアプリの通知設定画面が表示されるので「通知が届いたら音を鳴らす」のスライダーをクリックして「オフ」に設定します。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

以上で、選択したアプリからの通知のみ通知音をオフにできます。

集中モード

作業に集中したいときやプレゼン中など、一時的に通知を表示したくないときは「集中モード」をオンに設定することで、通知を一時的にオフにできます。

集中モードをオンにするときは、タスクバー右端の「アクションセンター」アイコンをクリックして、クイックアクションから「集中モード」をクリックします。

1回クリックすると、重要な通知のみを表示させることができ、2回クリックするとアラームのみ(アラーム&クロックからの通知)を通知させることができます。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選
集中モードオフ
Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選
重要な通知のみ
Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選
アラームのみ

集中モードの設定は、Windowsの「設定」アプリから「システム」>「集中モード」で調整することができます。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

「重要な通知の一覧をカスタマイズする」からは、重要な通知として認識させたいアプリを追加することができます。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

また、集中モードをオンにするタイミングを調整することができ、あらかじめ指定しておいた時間帯に自動でオンにすることができます。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

通知の表示時間を調節する

Windows 10では、アプリやシステムからの通知があると、通知バナーが画面右下から出てきて一定時間表示後に自動的に消えます。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

この通知の表示時間は、Windowsの「設定」アプリから「簡単設定」>「ディスプレイ」にある「通知を表示する長さ」で調整することができます。

選択肢は「5秒・7秒・15秒・30秒・1分・5分」から選択できます。

Windows 10の通知設定をカスタマイズする方法6選

アクションセンターを表示させたままにする

アクションセンターで通知を確認したり、クイックアクションを利用する頻度が高い方は、アクションセンターを常時表示させたままにすることもできます。

これにより、アクションセンターを開く操作が不要になり便利です。

Windows 10でアクションセンターを表示させたままにする方法
ここでは、アクションセンターを表示したままにして自動的に閉じないように設定する方法を紹介します。

あとがき

必要な通知だけを表示するようにカスタマイズするだけでも、通知機能の便利さを実感できると思います。