Androidなどのスマートフォンを使っていると、はじめはサクサクと快適に動いていたのに、だんだんと動作が遅くなってくる(重くなってくる)ことがあります。
そこでここでは、動作が遅くなってきた(重くなってきた)Androidスマホを、サクサクとした快適な動作に戻すのに効果的な4つの方法を紹介します。
目次
端末の再起動
スマホに搭載されているAndroidなどのオペレーティングシステムは、複数のプログラムが連携してさまざまな処理を行っており、長時間稼働していると動作に問題が生じたりして、動作が遅くなってきます。これは、Windowsなどのパソコンにも当てはまります。
そのため、少なくとも週に1回程度は端末を再起動することで、端末を正常な状態へと戻すことができ、端末の再起動は動作の改善にもつながります。
ホーム画面のシンプル化
スマホのホーム画面には、インストールしたアプリのアイコンやウィジェットを配置したり、お気に入りの画像を壁紙に設定したりできますが、ホーム画面にたくさんのアイコンやウィジェットを配置したり、動きのあるライブ壁紙を設定したりすると、それだけハードウェアリソースを消費するため、リソースに余裕のない端末では動作が遅くなる原因になります。
そのため、サクサクとした動画を優先するなら、ホーム画面はできるだけシンプルにして、リソースの無駄遣いを減らすのがおすすめです。
アプリキャッシュの削除
スマートフォンにたくさんのアプリをインストールしていると、アプリのキャッシュデータ(一時データ)が溜まったり、利用しないアプリがバックグラウンドで動作していたりして、端末の動作が遅くなることがあります。
そのため、定期的にアプリのキャッシュデータは削除して、使わないアプリはアンインストールするのがおすすめです。
Android端末でインストール済みアプリのキャッシュデータを削除する手順については、以下の記事をご覧ください。
端末の初期化
スマートフォンを長く使用していると、システムの更新やアプリのインストールやアンインストールが繰り返されることにより、通常操作では削除できないごみデータが溜まり、上記で紹介したいずれの方法を実施しても動作の遅さが改善しないことがあります。
そのようなときは、思い切って端末を初期化して端末を購入時の状態に戻すことで、端末内がキレな状態になり、動作の遅さを改善できます。
なお、言わずもがなですが端末を初期化した場合、端末内に保存されているアプリのデータや写真や動画などがすべて削除されてしまうため、事前に別の場所にバックアップしたり、使用しているアプリの再設定手順をあらかじめ確認しておく必要があります。
あとがき
アプリをインストールし過ぎない、定期的に端末を再起動する、2年~3年に1回ぐらいの間隔で端末を初期化する、この3点を実施すれば、これまで以上に長く快適にスマホを利用できるでしょう。お試しあれ。