Android端末などのスマートフォンを利用していると、購入当初はサクサクと動いていたのに、だんだんと動作が遅くなってくる(重くなってくる)ことがあります。
そこでここでは、Android端末を例に、購入当初のサクサク感を取り戻すのに効果的な5つの方法を紹介します。
目次
定期的に端末を再起動する
効果が高いのに意外と実行している人が少ないのが、端末の再起動です。
Androidなどのオペレーティングシステムは、複数のプログラムが連携してさまざまな処理を行っており、長時間稼働していると動作に問題が生じたり、動作が遅くなってくることがあります。
そのようなときは、端末を再起動することで正常な状態へと戻すことができるので、少なくとも週に1回程度は端末を再起動するのがおすすめです。
ホーム画面をシンプルにする
Android端末のホーム画面には、アプリアイコンやウィジェットを配置したり、お気に入りの画像を壁紙に設定したりできますが、ホーム画面にたくさんのアイコンやウィジェットを配置したり、ライブ壁紙を設定したりすると、それだけハードウェアリソースを消費するため、リソースに余裕のない端末では動作が遅くなる原因になります。
そのため、ホーム画面はできるだけシンプルにして、リソースの無駄遣いを減らすのがおススメです。
アプリを最適化する
Android端末にたくさんのアプリをインストールしていると、アプリのキャッシュデータ(一時データ)が溜まったり、利用しないアプリがバックグラウンドで動作していたりして、端末の動作が遅くなることがあります。
そのため、定期的にアプリのキャッシュデータは削除して、利用しないアプリはアンインストールするのがおすすめです。
インストール済みアプリのキャッシュデータを削除する手順などについては、以下の記事をご参照ください。

Webブラウザを変更する
Android端末では、デフォルトのWebブラウザとして「Google Chrome(Chromeブラウザ)」が搭載されていますが、Chromeブラウザはリソースの消費が大きいことでも有名です。
そのため、リソースに余裕がない端末でChromeブラウザを利用すると、動作が遅くなってしまうことが多々あります。
そのようなときは「Brave」や「DuckDuckGo」といった軽量で高速なWebブラウザに変更してみるのがおススメです。
システム設定を変更する
上に紹介した方法を実施しても端末の動作が遅いときは、端末の設定を変更することでも、リソース消費を抑えて高速化できます。
たとえば、以下の記事で紹介している不要なアニメーションを少なくすれば、端末の動作に必要なリソースを減らすことができます。

端末を初期化する
ここまでに紹介したいずれの方法を実施しても端末の動作が遅い場合は、最終手段として端末を初期化することで、端末をきれいな状態に戻して購入時のサクサク状態に戻すことができるでしょう。

あとがき
アプリをインストールし過ぎない、定期的に端末を再起動する、2年に1回ぐらいの間隔で端末を初期化する、この3点を実施することで、長く快適にスマホを利用できるでしょう。
お試しあれ。