Windowsでシステム情報やハードウェア・ソフトウェア情報を収集する方法

Windowsでシステム情報やハードウェア・ソフトウェア情報を収集する方法

Windowsで、システム情報やハードウェアやインストールされているソフトウェアの情報を収集したい場合、手作業で情報を収集するのは効率がよくありません。

そこでここでは、Windowsでシステム情報やハードウェアやソフトウェアの情報を一括収集する方法を紹介します。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit22H2

システム情報の収集

Windowsのシステム情報を収集するときは「systeminfo」コマンドが便利です。

systeminfoコマンドでは、コンピューター名やOSバージョン、適用済みの更新プログラム、メモリ容量、ネットワークの設定といったWindowsのシステム情報を確認することができます。

systeminfoコマンドは、コマンドプロンプトを起動し「systeminfo」と入力してエンターキーを押せば実行できますが、情報は画面上に出力され情報量も多いため、以下のようにファイルへ出力するのがおすすめです。

> systeminfo.exe >D:\systeminfo.txt

出力されるファイルの内容は、次のとおりです。

Windowsでシステム情報やハードウェア・ソフトウェア情報を収集する方法

ハードウェア・ソフトウェア情報の収集

Windows環境には、Windows XPの時代からコンピュータに関するさまざまな情報を収集できるツール「msinfo32」が搭載されています。

msinfo32で収集できる情報には、上のsysteminfoコマンドで収集できる情報も含まれますが、ハードウェアやソフトウェアの詳細情報を収集したいときに役立ちます。

msinfo32を実行するには、スタートボタン右にある検索ボックスに「msinfo32」と入力し、エンターキーを押します。

Windowsでシステム情報やハードウェア・ソフトウェア情報を収集する方法

「システム情報」画面が表示され、画面上でシステムの情報やハードウェア、ソフトウェアなどの情報を確認できます。

Windowsでシステム情報やハードウェア・ソフトウェア情報を収集する方法

なお、出力された情報は「ファイル」メニューからテキストファイルにエクスポートすることができます。

Windowsでシステム情報やハードウェア・ソフトウェア情報を収集する方法

あとがき

Windows環境で障害が発生したときに、トラブルシューティングや調査のために上に紹介した情報が必要となる場合があるので、収集方法やテキストファイルとして出力する方法を覚えておけば、いざという時も慌てずに対応できるでしょう。