Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

Windows環境では、ユーザーごとの設定やユーザー用のフォルダー、レジストリ情報などが「ユーザープロファイル」と呼ばれるフォルダーに格納されており、長年利用しているとユーザープロファイルフォルダーのサイズがGB(ギガバイト)単位になることも珍しくありません。

個人利用のマシンであれば、ユーザープロファイルフォルダーの肥大化もそれほど気になりませんが、共用マシンなど、複数のユーザーが利用するマシンでは、ユーザープロファイルのデータサイズの肥大化を無視できない場合もあります。

そこでここでは、不要になったユーザーアカウントやユーザープロファイルを削除する方法を解説します。

ユーザーアカウントの削除

以下で紹介しているユーザーアカウントの削除手順は、ローカルアカウントの場合に有効な手順で、ドメインユーザーアカウントはこの方法では削除できないのでご注意ください。

Windowsの設定から削除

Windowsの設定画面からユーザーアカウントを削除するときは「Windowsの設定」から「アカウント」>「その他のユーザー」をクリックします。

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

「他のユーザー」にローカルアカウントの一覧が表示されているので、削除するユーザーを展開して、アカウントとデーターの「削除」をクリックします。

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

以下の確認画面が表示されるので「アカウントとデータの削除」をクリックします。

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

以上で、ユーザーアカウントの削除完了です。なお、この方法でユーザーアカウント削除した場合、ユーザープロファイルも一緒に削除されます。

コマンド操作で削除

コマンド操作でユーザーアカウントを削除する手順は、次のとおりです。

Windowsコマンドの場合は、管理者としてコマンドプロンプトを起動して、以下のようにコマンドを実行します。

> net user <ユーザー名> /delete

PowerShellコマンドレットの場合は、管理者としてPowerShellを起動して、以下のようにコマンドを実行します。

PS> Remove-LocalUser -Name <ユーザー名>

また、Remove-LocalUserコマンドレットなら、カンマ区切りで複数のユーザー名を列挙して一括削除することもできます。

PS> Remove-LocalUser -Name <ユーザー名1>,<ユーザー名2>

なお、コマンド操作でユーザーアカウントを削除した場合、ユーザープロファイルは削除されないのでご注意ください。

ユーザープロファイルデータの削除

ユーザープロファイルは、ユーザーごとのデータが保存される場所でデフォルトでは「C:\Users」配下にユーザーごとのフォルダーが作成され、その中に保存されています。

ユーザープロファイルフォルダーは一見すると通常のフォルダーと同じ見た目なので、フォルダーを削除すればよいのではと思われがちですが、ユーザープロファイルには、レジストリ設定なども含まれており、通常のファイル操作と同じようにユーザープロファイルフォルダーを削除してしまうと、システムとの整合性がとれなくなるので、以下に紹介する手順で削除する必要があります。

システムの詳細設定から削除

システムの詳細設定画面からユーザープロファイルデータを削除したいときは、Windowsの「設定」から「システム」>「バージョン情報」を選択して、関連リンクから「システムの詳細設定」をクリックします。

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

「システムのプロパティ」画面が開くので「詳細設定」タブにある「ユーザープロファイル」の「設定」ボタンをクリックします。

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

「ユーザープロファイル」画面が開くので「このコンピューターに格納されているプロファイル」欄から、削除したいユーザープロファイルを選択してから「削除」ボタンをクリックし、確認画面で「はい」をクリックすると、選択したユーザーのユーザープロファイルが削除されます。

なお、ユーザープロファイルのデータサイズがGB(ギガバイト)を超えている場合、削除に時間がかかる場合があります。

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

Windowsで不要なユーザーやユーザーデータを削除する方法。

ユーザープロファイルの一覧の「変更日」には、そのユーザープロファイルが最後に利用された日付が表示されているので、削除の判断材料になるでしょう。

名前が「不明なアカウント」と表示されているユーザープロファイルは、アカウントがすでに削除されているユーザープロファイルの可能性が高いため、おおむね削除しても問題ないですが、ドメイン環境のマシンの場合は、ドメインコントローラーと通信できないなどの理由でアカウント情報にアクセスできないと「不明なアカウント」と表示されることがあるため、ドメイン環境のマシンでは、削除に注意が必要です。

コマンド操作で削除

コマンド操作でユーザープロファイルデータを削除するときは、管理者としてターミナルを起動して以下のようにPowerShellコマンドレットを実行します。

PS> Remove-CimInstance -InputObject $(Get-CimInstance Win32_UserProfile | Where-Object LocalPath -eq "<ユーザープロファイルのパス>")

あとがき

長年使用しているユーザーアカウントはユーザープロファイルデータがGBを超えるような大きなサイズになることがあるので、不要なユーザーは定期的に削除しておくのがおすすめです。