現在のWindows10では、ローカルユーザーアカウントを作成するときに「セキュリティの質問」を設定する必要がありますが、バージョン1803より前は、ローカルユーザーアカウント作成時に「セキュリティの質問」の設定項目がなかったので、設定されていない場合があります。
また、アカウント作成時に設定したセキュリティの質問を変更したい場合もあります。
「セキュリティの質問」は、アカウントのパスワードを忘れたときにパスワードをリセットするために利用されます。
そこで、ここではWindows10でローカルユーザーアカウントのセキュリティの質問を設定/変更する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1909 |
セキュリティの質問を設定/変更する方法
ローカルユーザーアカウントの「セキュリティの質問」を設定/変更する手順は、次のとおりです。
まず、セキュリティの質問を設定/変更したいユーザーアカウントでサインインします。
「設定」アプリを開き「アカウント」をクリックします。
「アカウント」画面の左側メニューから「サインインオプション」をクリックします。
「サインインオプション」画面で「デバイスへのサインイン方法の管理」から「パスワード」をクリックして「セキュリティの質問を更新する」をクリックします。
新しい画面が開き、ユーザーアカウントのパスワードの入力を求められるので、パスワードを入力し「OK」をクリックします。
これで、ユーザーアカウントに新しいセキュリティの質問を設定できます。
セキュリティの質問を設定したら、最後に「完了」をクリックします。
以上で、ローカルユーザーアカウントに「セキュリティの質問」を設定/変更できます。
あとがき
ユーザーアカウントのセキュリティの質問は、設定しておけばパスワードをリセットしたいときに役立ちますので、設定しておくことをおススメします。
また、めったに利用することがないため、何を設定したか忘れてしまうこともあるので、定期的に変更するのもアリですね。