Windows 10でドライブの空き容量を増やす4つの方法

Windows 10でドライブの空き容量を増やす4つの方法

Windowsパソコンを長く利用していると、少しずつごみデータが溜まってきて空き容量が少なくなってきます。

空き容量少なくなりすぎると、Windowsそのものの動作にも影響がでるため、定期的に不要なデータを削除するなどして空き容量を確保しておく必要があります。

たとえば、Windows 10を初期化する場合は、最低でもシステムドライブに20GBほどの空き容量が必要になります。

そこでここでは、Windows 10でドライブの空き容量を増やす方法について紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit20H2

不要なファイルを削除する

まずは、自分がわかる範囲で使用していないファイルやフォルダーを削除し、不要なシステムファイルなどは、以下の記事を参考に「ストレージセンサー」を使って削除します。

Windows 10の標準機能で不要なファイルを安全に削除する方法
ここでは、Windows 10で「ストレージセンサー」または「ディスククリーンアップ」を使って、不要なファイルを安全に削除する方法を紹介します。

不要なアプリをアンインストールする

つぎに、使用しないアプリをアンインストールして空き容量を増やします。

https://4thsight.xyz/11490

不要なユーザーを削除する

複数のユーザーが利用しているPCで、不要なユーザーが残ったままになっているなら、そのユーザーのデータを削除することで空き容量を増やすことが出います。

Windows 10で不要なユーザーとユーザーデータを削除する方法
ここでは、Windows 10で不要になったユーザーのアカウントやユーザープロファイルを削除して、ディスクの空き領域を増やす方法を紹介します。

ファイルやフォルダーを圧縮する

上に挙げた方法で不要なデータを削除しても空き容量が足りないときは、Windowsの標準機能でドライブやフォルダー、ファイルを圧縮する方法があります。

これは、Windowsの標準ファイルシステムである「NTFS」が備えているデータ圧縮機能で、ドライブ・フォルダー・ファイルそれぞれに圧縮属性を設定しデータを圧縮します。

NTFSの圧縮機能は、ZIP形式などと比べると圧縮率は高くはありませんが、プロパティ画面からカンタンに設定することができ、圧縮されているファイルは、展開などの操作をすることなく、通常のファイルと同じように操作できるメリットがあります。

Windows 10のデータ圧縮機能でドライブの空き容量を増やす方法
ここでは、Windows 10でNTFS圧縮機能を使ってドライブ/フォルダー/ファイルを圧縮してドライブの空き容量を増やす方法を紹介します。

あとがき

ここまで実施して、なお空き容量が不足している場合は、さらに次のような対応も検討する必要があるでしょう。

  • Windowsの復元機能を利用しているなら「復元ポイントを削除する」
  • 写真や動画などのファイルをたくさん保存しているなら「写真や動画ファイルを別のドライブやクラウドへ移動する」