Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

Windowsには、特定のアプリをスタートアップフォルダーやレジストリに登録することで、ユーザーがWindowsにサインイン(ログオン)したときに自動的に起動させることができる「スタートアップ」機能が搭載されていますが、スタートアップ機能以外で同じことを実現する方法として、タスクスケジューラーを使った方法やグループポリシーを使った方法があります。

そこでここでは、Windows10のタスクスケジューラやグループポリシーで、アプリやスクリプトといったプログラムをサインイン時に自動起動させる方法を紹介します。

Windows10のスタートアップ機能でアプリを自動起動させる方法
仕事やプライベートでWindowsPCを利用していると、朝PCを起動してログオン(サインイン)したら、Webブラウザーやメーラーといった...

動作環境

この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit21H1

タスクスケジューラで設定する

タスクスケジューラでアプリやスクリプトをサインイン時に自動起動させる手順は、次のとおりです。

まず、スタートメニューのプログラム一覧などから「タスクスケジューラ」を起動します。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

タスクスケジューラを起動したら、画面右側のメニューから「タスクの作成」をクリックします。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

「タスクの作成」画面が表示されるので、「全般」タブで以下の項目を設定します。

  • 「名前」に任意のわかりやすい名前を入力します。
  • 「タスク実行時に使うユーザーアカウント」で「ユーザーまたはグループの変更」をクリックして「Users」を選択します。(ドメイン環境なら「Domain Users」)
  • 管理者権限が必要なアプリを起動させたいときは「最上位特権で実行する」にチェックを入れます。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

次に「トリガー」タブで「新規」をクリックします。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

「新しいトリガー」画面が表示されるので、以下の項目を設定して「OK」をクリックします。

  • 「タスクの開始」で「ログオン時」を選択します。
  • 「設定」では、どのユーザーでサインインしてもタスクを実行したいときは「任意のユーザー」を選択し、特定のユーザーがサインインしたときのみタスクを実行したいときは「特定のユーザー」を選択し、タスクを実行するユーザーを指定します。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

次に「操作」タブで「新規」をクリックします。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

「新しい操作」画面が表示されるので、以下の項目を設定して「OK」をクリックします。

  • 「操作」から「プログラムの開始」を選択します。
  • 「参照」をクリックして、実行したいアプリを選択します。(ここでは例として「Microsoft Edge」を指定します。)

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

次に「条件」タブで「コンピューターを AC 電源で使用している場合のみタスクを開始する」のチェックを外して「OK」をクリックします。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

作成したタスクが「タスクスケジューラライブラリ」の一覧に表示されていることを確認します。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

以上で、設定完了です。

グループポリシーで設定する

グループポリシー(ログオンスクリプト)で、アプリやスクリプトをサインイン時に自動起動させる手順は、次のとおりです。

Memo

なお、ログオンスクリプトとして設定したプログラムは管理者権限で実行されるため、おもにバッチファイルやPowerShellスクリプトを実行するときに利用し、一般的なアプリを自動起動させる用途には向かないでしょう。

また、一般的な方法で設定したログオンスクリプトは、そのコンピューターにサインインするすべてのユーザーで実行されるため、特定のユーザーでのみ実行するといった用途には向かないでしょう。

検索ボックスに「グループ」と入力するなどして「ローカルグループポリシーエディター(gpedit.msc)」を起動します。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

「ローカルグループポリシーエディター」画面が表示されたら、左側のメニューで「ユーザーの構成」>「スクリプト(ログオン/ログオフ)」を選択して、画面右側で「ログオン」をダブルクリックします。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

「ログオンのプロパティ」画面が表示されるので「追加」をクリックして、ユーザーがサインインしたときに実行させたいプログラムを指定して「OK」をクリックします。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

「ログオンのプロパティ」画面に戻ったら「OK」をクリックします。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

最後にポリシーを適用するために、コマンドプロンプトを起動して「gpupdate」を実行します。

Windows10のサインイン時にプログラムを自動起動させる方法

以上で設定完了です。

あとがき

タスクスケジューラやグループポリシーでアプリやスクリプトをサインイン時に自動起動させる方法は、スタートアップ機能を利用する方法に比べて手間がかかります。

そのため、あまり利用する機会はないですが、管理者権限が必要なアプリやスクリプトを、ユーザーアカウント制御画面を表示させずにサインイン時に自動起動させたいときには便利です。

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