パソコンでの操作にマウスは欠かせない入力装置ですが、マウスを快適に操作するにはある程度のスペースが必要になります。
また、最近は大画面のモニターを使用している方も多いと思いますが、大画面でマウスポインターを大きく動かすためには、マウスも大きく動かす必要があり、マウスのスペースが狭いと何回もマウスを置き直さなければならないといった面倒も起こります。
そのようなときにおすすめなのが、狭いスペースでもパソコンを快適に操作できる「トラックボール」です。
ここでは、トラックボールの特徴とおススメのトラックボール製品を紹介します。
目次
トラックボールとは
トラックボールは、マウスなどと同様にコンピュータの操作に用いる入力装置です。
トラックボールでは、カーソルやポインターを操作するとき、マウスのように装置そのものを動かすのではなく、上面についているボールを指で回転させて操作します。
そのため、操作のためにスペースを確保したり腕全体を動かす必要がなく、マウスに比べて省スペースで利用でき、手が疲れにくいというメリットもあります。
マウスに比べて利用者は圧倒的に少ないですが、上のようなメリットから「一度トラックボールに慣れてしまうと普通のマウスに戻れない」とよく言われます。
おススメのトラックボール
トラックボールには、接続方式(無線・有線)、操作方法(親指操作タイプ・人差し指中指操作タイプ)、カスタマイズ性などによりさまざまな選択肢があります。
基本は自分の環境に合った機能を搭載したトラックボールを選択するのが良いと思いますが、ここでは多くの方が利用されているメジャーなトラックボールを紹介します。
ロジクール M570t
トラックボール利用者から長年愛されているのが、ロジクールの親指操作タイプのワイヤレストラックボール「M570t」です。
トラックボールの代名詞と言われているロングセラー製品なので、迷ったらまずはこれを使ってみるのがよいでしょう。
ロジクール MX ERGO
同じくロジクールの親指操作タイプのワイヤレストラックボール「MX ERGO」は、トラックボールの値段としては高価な部類のトラックボールですが、それに見合う外観や機能(耐久性・チルト機能・Flow機能・カスタマイズ性)を搭載しています。
エレコム DEFT PRO
人差し指操作タイプのトラックボールとして人気があるのが、エレコムのワイヤレストラックボール「DEFT PRO」です。
「DEFT PRO」では、高耐久パーツを使っており、保証期間も3年なので安心して利用できます。
あとがき
マウスやトラックボールといった入力装置は、パソコンを操作する上で最もよく利用するといっても過言ではない機器のため、自分にとって快適な製品を選ぶことがとても重要です。
なお、どんなトラックボールが自分に合うかは、手の大きさなどにもよるので、できれば家電量販店などで実機を触ってみて決めるのが良いでしょう。