Microsoft製のマウスやキーボードの機能を活用するためのツール「Microsoft マウス キーボード センター(Mouse and Keyboard Center)」は、2020年10月2日にバージョン13がリリースされました。
マウス キーボード センターのダウンロード | Microsoftサポート
同ツールのバージョンアップは、基本的には新しいマウスやキーボードに対応する以外、目新しい変更点はないという認識でしたが、今回のバージョンアップでは「スポットライト」というマウスポインター周辺をハイライトしてくれる機能が搭載されており、これが意外と活躍してくれそうなので紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 20H2 |
Microsoft マウス キーボード センター | 13.221.137.0 |

スポットライト機能
「Microsoft マウス キーボード センター」のバージョン13で新たに搭載された「スポットライト」機能は、デスクトップを暗転させ、マウスポインター周辺だけをスポットライトのように明るく表示する機能で、プレゼンやレクチャーなどで、マウスポインター付近に注目してほしいときに活躍してくれます。
スポットライト機能を利用するには、「Microsoft マウス キーボード センター」を起動して、マウスのボタンに割り当てる必要があります。
私が持っているマウス(Sculpt Comfort Mouse)では、ホイールボタンに割り当てが可能でした。
スポットライトの詳細設定では、デフォルトのスポットライトの円のサイズや透明度を調整したり、スポットライトをオンにするときの方法を選択できます。
スポットライトの円のサイズはマウスホイールで調整でき、スポットライトの透明度は、Ctrlキーを押しながらマウスホイールで調整できます。
画像をクリックするとアニメーションで確認できます。

あとがき
マウスを操作しながらプレゼンやレクチャーと行うときに、これまでだと注目してほしい箇所でマウスポインターをぐりぐり動かしたりしていましたが、スポットライト機能を利用すれば、パッと見て注目箇所が分かるので、これから活躍してくれそうです。
