Windows10マシンを標準機能でメディア(DLNA)サーバーにする方法

ビデオカメラ・デジタルカメラ・スマホで撮影した動画や写真をパソコンに保管している場合、通常、それらの撮りためた動画や写真は、保管しているパソコン上でしか閲覧することができません。

ですが、動画や写真を保管しているパソコンがWindows10なら「メディアストリーミング」機能を利用してみませんか。

メディアストリーミング機能を利用すれば、パソコンに保存している動画や写真を、家庭内のさまざまなデバイス(同一ネットワーク上のデバイス)で視聴できるようになり、とても便利になります。

そこで、ここではWindows10で「メディアストリーミング」機能を有効化する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Pro 64bit 1903

メディアストリーミング機能を有効化する方法

Windows10のメディアストリーミング機能は、メディアプレイヤーとして標準搭載されている「Windows Media Player 12」の機能として提供されています。

事前準備

メディアストリーミング機能を利用するには、あらかじめ以下の2項目を設定しておきます。

  • 共有したい動画や写真をライブラリに保存
  • 「ネットワークの場所」をプライベートに設定

共有したい動画や写真をライブラリに保存

メディアストリーミング機能では、「ライブラリ」に保存されている動画・写真などを共有することができます。

デフォルトではユーザーフォルダーがライブラリに設定されいますが、動画や写真を保存しているフォルダーをライブラリフォルダーとして追加するのがお手軽です。

追加方法は、以下のとおりです。

エクスプローラーを起動して、動画や写真を保存しているフォルダーを右クリックし、メニューから「ライブラリに追加」をクリックします。

すると、どのライブラリに追加するかを選択できるので、動画を保存しているフォルダーなら「ビデオ」を、写真を保存しているフォルダーなら「ピクチャ」を選択します。

「ネットワークの場所」を確認

メディアストリーミング機能を利用するには「ネットワークの場所」が「プライベート」に設定されている必要があります。

設定の確認・変更方法は、以下のとおりです。

「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」をクリックします。

「ネットワークとインターネット」画面が開いたら、左側のメニューから、有線接続なら「イーサネット」、無線接続なら「Wi-Fi」をクリックします。

ここでは、例として「イーサネット」を選択します。

「イーサネット」画面が開くと、接続済みのネットワークが表示されているのでクリックします。

「ネットワークプロファイル」の選択画面が表示されるので「プライベート」が選択されていることを確認し、選択されていない場合は選択します。

なお、サードパーティーのセキュリティソフトを利用している場合は、上の方法ではネットワークプロファイルを変更できない場合があります。

その場合は、利用しているセキュリティソフトの設定を確認しましょう。

メディアストリーミング機能の有効化

事前準備が完了したら、次の手順でメディアストリーミング機能を有効化します。

エクスプローラーを起動し、画面左のナビゲーションウィンドウで「ネットワーク」を右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。

「ネットワークと共有センター」画面が表示されるので、画面左のメニューから「メディアストリーミングオプション」をクリックします。

「メディアストリーミングオプション」画面が表示されるので「メディア ストリーミングを有効にする」ボタンをクリックします。

有効化すると、メディアストリーミングの設定画面が表示されるので、ライブラリに分かりやすい名前を付けて「OK」をクリックします。

以上でメディアストリーミング機能の有効化は完了です。

Memo

メディアストリーミング機能は、Windows10に機能アップデートなどを適用すると、設定がリセットされることがあります。

メディアストリーミング機能の無効化

メディアストリーミング機能を無効化するときは、上のメディアストリーミングの設定画面で「すべて禁止」をクリックして「OK」をクリックします。

他のデバイスから視聴するには

メディアストリーミングで共有した動画や写真を他のデバイスで視聴するには、DLNAクライアント機能を搭載した視聴用アプリを利用します。

Windows10なら「Windows Media Player 12」で視聴できます。

Androidデバイスなら、Google Playで「DLNA クライアント」で検索すれば、いくつかのアプリがヒットするので、お好みでインストールしましょう。

以下の画面は、同一ネットワーク上のAndroidスマホから「BubbleUPnP for DLNA / Chromecast / Smart TV」というアプリを利用して、Windows10のメディアサーバーに接続し、動画をリスト表示してみた画面です。

なお、視聴用アプリが対応していない形式の動画などは、当然ながら再生はできません。

あとがき

撮りためた動画や写真には、いろんな思い出が詰まっているでしょう。それらをただ保管しているだけではもったいないですよね。是非、ご活用ください。

なお、ローカルデバイスに動画や写真を保管している場合、ここで紹介した「メディアストリーミング」で共有できる反面、容量的には限界があります。

そこで、クラウドへの保管に抵抗がなければ、容量無制限での保管も可能な「Googleフォト」の利用もおススメです。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

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