Windows 10で、画像ファイルの大きさをリサイズする場合、標準搭載アプリを利用した方法やサードパーティーのツールを利用した方法などがあります。
そこでここでは、Windows 10で画像ファイルの大きさをリサイズする方法を3つ紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 2004 |
標準アプリでリサイズ
リサイズしたい画像ファイルの数がそれほどないのであれば、Windows 10に標準搭載されているアプリ「フォト」「ペイント」「ペイント3D」のいずれかでリサイズするのがお手軽です。
たとえば、画像ファイルの既定のアプリである「フォト」でリサイズする場合の手順は、以下の記事をご覧ください。

サードパーティーツールでリサイズ
リサイズしたい画像ファイルの数が多い場合は、Windows 10に標準搭載されているアプリで一つ一つ処理するのは面倒なので、以下に紹介するリサイズツールがおススメです。
コマンドラインツールでリサイズ
コマンドラインツールでリサイズしたいときは、Linux環境でもおなじみのフリーの画像編集ツール「ImageMagick」がおススメです。
ImageMagickは、100種類以上の画像形式に対応しており、画像のリサイズや形式変換をはじめとして、さまざまな処理が可能です。
たとえば、画像をリサイズするときは次のような感じでコマンドを実行します。
> convert -resize 1366x768 input.png output.png

GUIツールでリサイズ
GUIツールで画像をリサイズしたいときは「縮小革命」がおススメです。
「縮小革命」は、主要な画像形式ファイルをリサイズ(縮小)できる国産のフリーソフトで、リサイズ以外にも、形式変換・EXIFの削除・透かしなどの機能を搭載しています。
また、複数の画像ファイルをツールの画面にドラッグ&ドロップして一括処理することもできます。
無料画像縮小ソフト「縮小革命」 ダウンロード |Windows 8対応、Exif対応 | 吉田製作所
Webサービスでリサイズ
最近では、画像ファイルをリサイズしてくれるWebサービスもたくさんあり、Google検索などで「画像 リサイズ」と検索すれば、さまざまなWebサービスがヒットします。
Webサービスで画像ファイルをリサイズするときは、画像ファイルをアップロードして、Web上で指定したサイズにリサイズして、リサイズ後のファイルをダウンロードするという流れでリサイズを行います。
なお、Webサービスを利用する場合は、Webブラウザさえあればよいのでお手軽ですが、画像ファイルをWebサービス側にアップロードする必要があるため、万が一第三者に見られても問題のない画像ファイルに限っての利用をおすすめします。
画像や写真のサイズを変更(拡大・縮小・リサイズ)する : オンラインイメージエディタ | 無料で画像を加工できるサイト PEKO STEP
あとがき
個人的には、画像ファイルの数が少ないなら標準搭載アプリで、数が多く個人的な画像ファイルならサードパーティーのツールで、数が多くだれに見られても問題ない画像ファイルならWebサービスで対応するのが良いと思います。