Windows 10や11で、写真などの画像ファイルの大きさを変更(リサイズ)する場合、標準搭載アプリを利用した方法やサードパーティーのツールを利用した方法などがあります。
そこでここでは、Windows 10や11で写真などの画像ファイルの大きさを変更する方法を3つ紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 22H2 |
標準搭載アプリで変更する
大きさを変更したい画像ファイルの数がそれほど多くない場合は、Windowsに標準搭載されているアプリ「ペイント」「ペイント3D」「フォト」などで変更するのがお手軽です。
たとえば「ペイント3D」で画像の大きさを変更する場合の手順は、以下の記事をご覧ください。

専用ツールで変更する
大きさと変更したい画像ファイルの数が多い場合は、標準搭載されているアプリで1ファイルずつ手作業で変更するのは面倒なので、以下に紹介する画像ファイルのリサイズツールを利用するのがおすすめです。
GUIツール
簡単な操作で画像ファイルを一括でリサイズしたいときは「縮小革命」がおすすめです。
「縮小革命」は、主要な画像形式ファイルを一括でリサイズ(縮小)できる国産のフリーソフトで、リサイズ以外にも、形式変換・EXIFの削除・透かしなどの機能を搭載しています。
無料画像縮小ソフト「縮小革命」 ダウンロード |Windows 8対応、Exif対応 | 吉田製作所
コマンドラインツールでリサイズ
コマンドラインツールでリサイズしたいときは、Linux環境でもおなじみのフリーの画像編集ツール「ImageMagick」がおすすめです。
ImageMagickは、100種類以上の画像形式に対応しており、画像のリサイズや形式変換をはじめとして、さまざまな処理が可能です。
たとえば、画像をリサイズするときは次のような感じでコマンドを実行します。
> convert -resize 1366x768 input.png output.png

Webサービスで変更する
最近では、画像ファイルをリサイズしてくれるWebサービスもたくさんあり、Google検索などで「画像 リサイズ」と検索すれば、さまざまなWebサービスがヒットします。
Webサービスで画像ファイルをリサイズするときは、Webブラウザでサービスのページにアクセスして、画像ファイルをアップロードすると指定した大きさにリサイズされ、リサイズ後のファイルをダウンロードするという使い方です。
なお、Webサービスを利用する場合は、Webブラウザさえあればよいのでお手軽ですが、画像ファイルをWebサービス側にアップロードする必要があるため、万が一第三者に見られても問題のない画像ファイルに限っての利用をおすすめします。
画像や写真のサイズを変更(拡大・縮小・リサイズ)する : オンラインイメージエディタ | 無料で画像を加工できるサイト PEKO STEP
あとがき
個人的には、画像ファイルの数が少ないなら標準搭載アプリで、数が多く個人的な画像ファイルなら専用ツールで、数が多くだれに見られても問題ない画像ファイルならWebサービスで対応するのが良いと思います。