Windows 10や11で、写真などの画像ファイルの大きさを変更(リサイズ)する場合、標準搭載アプリを利用した方法やサードパーティーのツールを利用した方法などがあります。
そこでここでは、Windows 10や11で写真などの画像ファイルの大きさを変更する方法を3つ紹介します。
目次
標準搭載アプリでリサイズ
大きさを変更したい画像ファイルの数がそれほど多くない場合は、Windowsに標準搭載されているアプリ「ペイント」「ペイント3D」「フォト」などで変更するのがお手軽です。
専用ツールでリサイズ
大きさを変更したい画像ファイルの数が多い場合は、標準搭載されているアプリで1ファイルずつ手作業で変更するのは面倒なので、以下に紹介する画像ファイルの一括リサイズができるツールを利用するのがおすすめです。
Image Resizer
Image Resizerは、Microsoftが開発しているWindows向けのカスタマイズツール「PowerToys」に含まれているツールで、右クリックメニューから、複数の画像のサイズを一括で変更することができます。
Image Resizerの使い方は、以下の記事をご覧ください。
XnConvert
XnConvertは、画像ファイルを一括で加工できる個人利用が無料の寄付歓迎ツールで、JPEG/PNG/GIFといったよく使われる画像形式をはじめ500種類以上の画像形式に対応しており、画像のリサイズをはじめとするさまざまな加工を一括で行うことができます。
XnConvertの使い方は、以下の記事をご覧ください。
コマンドラインツール
コマンドラインツールでリサイズしたいときは、Linux環境でもおなじみのフリーの画像編集ツール「ImageMagick」がおすすめです。
ImageMagickは、100種類以上の画像形式に対応しており、画像のリサイズや形式変換をはじめとして、さまざまな画像の加工処理が可能です。
たとえば、画像をリサイズするときは次のような感じでコマンドを実行します。
> convert -resize 1366x768 input.png output.png
ImageMagickの使い方は、以下の記事をご覧ください。
Webサービスでリサイズ
最近では、画像ファイルをリサイズしてくれるWebサービスもたくさんあり、Google検索などで「画像 リサイズ」と検索すれば、さまざまなWebサービスがヒットします。
Webサービスで画像ファイルをリサイズするときの流れは、おおむね次のような感じです。
- Webブラウザでサービスのページにアクセス
- 画像形式や画像のサイズを指定
- 画像ファイルをアップロード
- リサイズ後のファイルをダウンロード
なお、Webサービスを利用する場合は、Webブラウザさえあればよいのでお手軽ですが、画像ファイルをWebサービス側にアップロードする必要があるため、万が一第三者に見られても問題のない画像ファイルに限っての利用をおすすめします。
画像や写真のサイズを変更(拡大・縮小・リサイズ)する : オンラインイメージエディタ | 無料で画像を加工できるサイト PEKO STEP
あとがき
個人的には、画像ファイルの数が少ないなら標準搭載アプリで、数が多く個人的な画像ファイルなら専用ツールで、数が多くだれに見られても問題ない画像ファイルならWebサービスで対応するのが良いと思います。