スマホで写真を加工するならGoogle製の「Snapseed」がおすすめ

スマホで写真を加工するならGoogle製の「Snapseed」がおすすめ

AndroidやiPhoneといったスマートフォンで写真などを加工したい場合、皆さんはどんなアプリを利用していますか?

写真などの画像加工アプリとしてまず思いつくのがAdobe製のアプリですが、Adobe製にこだわらないのであれば、Google製の画像加工アプリ「Snapseed」が、多機能&操作もカンタンでおススメです。

そこでここでは、Android端末向けの「Snapseed」アプリの基本的な使い方を紹介します。

この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のバージョンや機種などでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Google Nexus 5X(Android) 8.1.0
Snapseed 2.19.0.201907232

Snapseedとは

スマホで写真を加工するならGoogle製の「Snapseed」がおすすめ

スマホで写真を加工するならGoogle製の「Snapseed」がおすすめ スマホで写真を加工するならGoogle製の「Snapseed」がおすすめ

「Snapseed」は、Googleが提供している多機能な無料画像編集アプリで、AndroidとiOS向けに提供されています。

機能としては、簡単な操作で画像に効果を加えたり、28種類のツールを利用した詳細な加工も可能となっています。

  • 11種類のフィルターにより、画像に簡単に効果を加えることができます。
  • JPEGファイルだけでなく、RAWファイルにも対応しています。
  • 画像に施した加工内容を保存して、他の写真に適用することができます。
  • 詳細な加工が可能な28種類のツールを搭載しています。

ここからは、Snapseedでどのような効果を加えることができるかを紹介します。

カンタンに画像に効果を加える

「Snapseed」を起動し、加工したい画像を選択して、左下にある「効果」をタップすれば、11種類のフィルターから画像に簡単に効果を加えることができます。

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また、効果やツールで画像に施した加工内容を保存しておくことができるので、カンタンに他の画像に同じ加工を適用することができます。

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ツールを使って画像を加工する

下部中央にある「ツール」をタップすれば、28種類のツールを使って画像を加工することができます。

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画像調整

「画像調整」では、画像の明るさやコントラスト、色温度などを調整でき、自動調整も可能です。

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ディテール

「ディテール」では、画像をシャープにしたり、質感を演出することができます。

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カーブ

「カーブ」では、RGB(レッド・グリーン・ブルー)を調整でき、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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ホワイトバランス

「ホワイトバランス」では、光の見え方を調整でき、自動調整も可能です。

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切り抜き・回転

「切り抜き」や「回転」では、画像のサイズを調整したり、画像を回転したり反転したりできます。

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射影変換

「射影変換」では、ゆがんだ線を調整することができ、自動調整も可能です。

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アンクロップ

「アンクロップ」では、キャンバスサイズを拡大して、余白部分に背景を合成することができます。

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部分調整

「部分調整」では、画像の一部分の明るさを調整できます。

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ブラシ

「ブラシ」では、ブラシで塗った部分にのみ、明るさの部分調整・露出・色温度・彩度を調節できます。

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シミ除去

「シミ除去」では、肌のシミや不要な被写体を自然な感じで消すことができます。

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HDR風

「HDR風」では、画像の明暗をよりはっきりと調整でき、フィルターテンプレートから選択することもできます。

ちなみに、HDRとは「High Dynamic Range(ハイ・ダイナミック・レンジ)」の略で、カメラで表現できる明暗の比率をより広く合成してくれる機能です。

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グラマーグロー

「グラマーグロー」では、写真を柔らい感じに調整でき、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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階調コントラスト

「階調コントラスト」では、明るい部分、暗い部分、中間部分をそれぞれ調整することができます。

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ドラマ

「ドラマ」では、ドラマ風の加工ができ、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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ヴィンテージ

「ヴィンテージ」では、50年代、60年代、70年代のカラーフィルムのような加工ができ、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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粒状フィルム

「粒状フィルム」では、画像に粒状感を加え、モダンなフィルムの質感にでき、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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レトロラックス

「レトロラックス」では、画像に光もれや傷(スクラッチ)をつけるといった加工ができ、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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グランジ

「グランジ」では、画像にくすんだ効果を追加でき、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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モノクロ

「モノクロ」では、画像をモノクロに加工でき、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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ノワール

「ノワール」では、画像に暗い雰囲気の効果を追加でき、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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顔修正

「顔修正」では、肌をなめらかにしたり、目をクッキリさせたりといった調整ができ、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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顔の補正

「顔の補正」では、人物の顔の向きや、瞳孔の大きさ、口角を調整できます。

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レンズぼかし

「レンズぼかし」では、背景をぼかすなどの加工ができ、フィルターテンプレートから選択することもできます。

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周辺減光

「周辺減光」では、写真の外側や内側の明るさを調節して被写体を強調する加工ができます。

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二重露出

「二重露出」では、2枚の写真を組み合わせることができ、写真の上に別の写真を透けて表示させるといった加工ができます。

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テキスト

「テキスト」では、画像に文字を追加することができます。

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フレーム

「フレーム」では、画像に外枠を追加することができます。

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チュートリアルの活用

Snapseedには、チュートリアルが用意されており、利用方法や利用例が多く紹介されています。

また、気に入った利用例があれば、そのまま画像に適用することもできます。

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あとがき

Snapseedのチュートリアル以外にも、ネット上には、Snapseedでの加工方法をいろいろな方が紹介しているので、Snapseedをがっつり使いこなしたい方は調べてみると良いでしょう。