iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送したい場合、おもに以下の3通りの方法があり、それぞれで特徴や手順が異なります。

  • iPhoneに付属しているライトニング - USBケーブルを使って転送する方法
  • ローカルネットワーク経由で転送する方法
  • インターネット経由で転送する方法

そこでここでは、上に挙げた3通りの方法それぞれでiPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法を紹介します。

USBケーブル経由で転送

iPhoneとWindowsパソコンが物理的に近くにあり、転送したいファイルの数が多い場合や、動画ファイルなど転送したいファイルのデータサイズが大きい場合は、iPhoneに付属しているライトニング - USBケーブル(充電用ケーブル)を使ってiPhoneとWindowsパソコンを直結して転送するのが、速度面と信頼性の両面でおすすめです。

iPhoneとWindowsパソコンをライトニング - USBケーブルで直結してファイル転送する手順は、以下の記事をご覧ください。

https://4thsight.xyz/45197

ローカルネットワーク経由で転送

iPhoneとWindowsパソコンが自宅などの同じローカルネットワーク(Wi-Fi)に接続しており、転送したいファイルの数が多くなく、データサイズもそれほど大きくないなら、ローカルネットワーク経由で転送するのがおすすめです。

iPhoneとWindowsパソコン間でローカルネットワーク経由でファイル転送する手順は、以下の記事をご覧ください。

https://4thsight.xyz/45623

インターネット経由で転送

iPhoneとWindowsパソコンが物理的に離れた場所にあるときや、同じローカルネットワークに接続していないようなときは、インターネットサービスを経由してファイル転送できます。

インターネットサービスを経由してデータ転送する場合は、iCloudなどのオンラインストレージを使ってファイルを共有する方法や、オンラインサービスを使ってファイルを転送する方法があります。

iCloudを使った方法

iCloudは、写真、ファイル、メモ、パスワード、その他のデータをクラウドに安全に保存し、すべてのデバイスで自動的に最新の状態に保つAppleのサービスで、iPhoneの初期設定時にApple IDを登録すると利用できるようになります。

無料で利用できる容量は5GBと少ないですが、iCloudを利用すれば、iPhoneとWindowsパソコンでファイルを共有できます。

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

たとえば、iPhoneでiCloud Driveをオンにすれば、iPhoneのファイルアプリを使ってiCloudにファイルを保存したり、iCloud上のファイルを閲覧したりできます。

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法
iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

ファイルアプリの画面

写真アプリをオンにすれば、iPhoneで撮影した写真や動画などが自動的にiCloudと同期されるようになります。

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

Windowsパソコンからは、WebブラウザやiCloudアプリを使ってiCloudにアクセスして、iCloudに保存されているファイルをパソコンにダウンロードしたり、iCloudにファイルアップロードできます。

Windowsパソコンから、WebブラウザやiCloudアプリを使ってiCloudにアクセスする方法は、以下の記事をご覧ください。

WindowsパソコンからiCloudを利用する方法
WindowsパソコンからiCloudを利用する方法
WindowsパソコンからiCloudにアクセスして、ファイルを閲覧/ダウンロードしたり、ファイルをアップロードする方法を紹介します。

そのほかのオンラインストレージを使った方法

iCloud以外にも、GoogleドライブやOneDrive、DropBox、Googleフォト、Amazonフォトなどのオンラインストレージを利用するためのiPhone向けアプリを利用すれば、iCloudと同じようにファイルを共有して、データ転送できるでしょう。

「Google ドライブ - 安全なオンライン ストレージ」をApp Storeで

「Microsoft OneDrive」をApp Storeで

「Dropbox:ファイル・ドキュメント向けクラウドストレージ」をApp Storeで

「Google フォト」をApp Storeで

「Amazon Photos」をApp Storeで

オンラインサービスを使った方法

iCloudなどのオンラインストレージを利用できない(利用したくない)場合は、インターネット経由でデータ転送できるオンラインサービスを利用する方法もあります。

たとえば「Send Anywhere」は、インターネット経由でファイル転送できるオンラインサービスで、iOSやAndroid、Windows、macOSといったさまざまなデバイス間でファイル転送できます。

Send Anywhere - 大容量ファイル転送

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

たとえば、iPhoneからWindowsパソコンにファイルを転送したい場合の手順は、次のとおりです。

まず、iPhoneでApp StoreからSend Anywhereアプリをインストールします。

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

Send Anywhereアプリを起動して、送りたいファイルを選択し、画面下部の「送信」をタップします。

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

画面に6ケタのキーが表示されれば送信準備完了です。

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

受信側のWindowsパソコンでは、WebブラウザでSend Anywhereのページを開いて、受信欄の「キーまたはリンク」に、iPhoneに表示されている6ケタのキーを入力してダウンロードボタンをクリックします。

iPhoneとWindowsパソコンの間でファイルを転送する方法

以上で、ダウンロードが開始されファイルを受信できます。

あとがき

状況に応じて転送方法を使い分けることで、効率よくファイルを転送できるでしょう。