Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

パソコンをある程度の期間使っていると、ある日突然起動しなくなるなど、経年によるハードウェア故障がいつかやってきます。そんなときも備えあれば憂いなしで、パソコン上のデータをバックアップしておけば、万が一ハードディスクがクラッシュしても被害は最小限に抑えられます。

そこで、ここではWindows10環境を標準機能でまるごとバックアップする方法と、バックアップから復元する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit1803

バックアップ手順

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップする場合は「システムイメージ」を作成します。

Memo

Windows10に標準搭載されている「バックアップと復元(Windows7)」の「システムイメージの作成」は、Windows10バージョン1709で非推奨の機能となっており、システムイメージを取得したい場合は、本機能は利用せずサードパーティ製のバックアップツールの利用が推奨されています。

なお、機能自体は、バージョン20H2時点でも利用できます。

システムイメージの作成

「スタート」メニューから「Windowsシステムツール」>「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」の「バックアップと復元(Windows7)」を開きます。

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

「バックアップと復元(Windows7)」画面で「システムイメージ作成」をクリックします。

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「システムイメージの作成」画面でバックアップの保存先を指定し「次へ」をクリックします。ここでは、ハードディスク上を選択していますが、外付けのハードディスクや、DVD、ネットワークの場所も選択可能です。

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

バックアップ対象のドライブを選択します。

画面に記載されているようにWindowsの実行に必要なドライブは既定でバックアップ対象になっているので、通常はそのまま「次へ」をクリックで問題ありません。

ユーザーデータをシステムドライブとは別のドライブ(Dドライブなど)に格納している場合、それらのドライブをバックアップ対象に追加することができますが、追加すればそれだけバックアップデータの容量も増えるので、通常はWindows10を起動するのに必要なドライブのみバックアップして、ユーザーデータなどは別の手段(クラウドストレージなど)でバックアップするのが良いでしょう。

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バックアップの保存場所とバックアップ対象のドライブを確認し「バックアップの開始」をクリックします。

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

バックアップが開始したら、完了するまで待ちます。バックアップにかかる時間はデータ量とディスクへの書き込みスピードによります。

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バックアップが完了すると「システム修復ディスクを作成しますか?」と聞かれますが、本記事では、バックアップデータのリストアに「回復ドライブ」を利用するので、ここでは「いいえ」をクリックします。

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

「バックアップは正常に完了しました。」と表示されていることを確認して「閉じる」をクリクします。

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

以上でシステムイメージの作成は完了です。

ちなみに、バックアップの保存先には「WindowsImageBackup」というフォルダーが作成されており、その中にバックアップデータ一式が保存されています。

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引き続き、次の「回復ドライブの作成」を行い、システムイメージを復元する場合に備えます。

回復ドライブの作成

取得したシステムイメージを復元するには、復元用のツールとして、バックアップ時に作成を促される「システム修復ディスク」か「回復ドライブ」が必要になりますが、汎用性をを考えると「回復ドライブ」を作成しておくことをおススメします。

回復ドライブは、システムイメージの復元ツールとしてだけでなく、万が一システムイメージから復元できなくても、次点としてWindows10を初期化するツールとしても利用でき、作成媒体としてUSBフラッシュドライブを利用できるメリットがあります。

回復ドライブを作成する手順については、以下の記事をご覧ください。

Windows10で「回復ドライブ」を作成する方法
現在のWindows10には、万が一OSの動作に異常が発生した場合に、トラブルシューティングを行ったり、OSを初期化するための方法が複数...

復元手順

バックアップしたシステムイメージを復元するときは、上で作成した回復ドライブからマシンを起動して、システムイメージを復元します。

回復ドライブからの起動

USBフラッシュドライブに作成した回復ドライブから、マシンを起動します。(BIOSやuEFIの設定で、USBフラッシュドライブから起動できるようにしておきます)

起動すると「キーボードレイアウトの選択」画面が表示されるので「Microsoft IME」をクリックします。

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「オプションの選択」画面が表示されるので「トラブルシューティング」をクリックします。

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「詳細オプション」画面が表示されたら「イメージでシステムを回復」をクリックします。

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「イメージでシステムを回復」画面が表示されるので「Windows10」をクリックします。

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システムイメージの復元

「システムイメージバックアップの選択」画面が表示されるので、使用するバックアップデータを選択し「次へ」をクリックします。

通常は、下の画像のように利用可能な最新のシステムイメージが自動的に選択されますが、異なるシステムイメージを選択したい場合や、利用可能なシステムイメージが表示されていない場合は、ラジオボタン「システムイメージを選択する」を選択した状態で「次へ」をクリックすることで、ネットワーク上に保存したバックアップなど、復元するシステムイメージを選択できます。

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「他の復元方法を選択してください」画面が表示されるので、そのまま「次へ」をクリックします。

画面下部に表示されている「ドライバーのインストール」では、HDDのデバイスドライバーなどを別途インストールでき、「詳細設定」では、復元後に自動的にマシンを再起動するなどの設定が行えます。

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

確認画面が表示されるので、復元するデータに間違いないことを確認したら「完了」ボタンをクリックします。

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再確認の画面が表示されるので、問題なければ「はい」をクリックし復元を開始します。

Windows10環境を標準機能でまるごとバックアップ/復元する方法

復元処理が開始されるので、完了するまで気長に待ちます。

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復元が完了すると以下の画面のように「今すぐコンピューターを再起動しますか」という画面が表示されます。そのまま放っておけば再起動されます。

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再起動後、復元した環境でWindowsが無事起動すれば完了です。

あとがき

個人的には、個人データは、クラウドストレージにバックアップして、システムデータは、定期的にシステムイメージと回復ドライブを作成しておくのも良いと感じます。

システムイメージと回復ドライブを作成するタイミングは、Windows10の半年に一回の機能更新の直前がおススメです。

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