Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

Windows10を初期化するにはいくつかの方法が用意されていますが、そのうちの一つに「再インストール(上書きインストール)」があります。

再インストールの特徴としては、既存のユーザーアカウントや個人用ファイル、インストール済みアプリを保持したまま、Windowsのシステム部分だけを初期化することができます。

そこで、ここではWindows10を再インストールする方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows10 Pro 64bit20H2

事前準備

オンラインで作業を実施するときは

Windows10を再インストールするマシンがインターネットに接続できる場合は「メディア作成ツール」を使って、Windows10を再インストールできます。

「メディア作成ツール」は、以下Microsoftのページからダウンロードできます。

Windows 10 のダウンロード | Microsoft

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

オフラインで作業を実施するときは

Windows10を再インストールするマシンがインターネットに接続できない(オフライン)場合は、以下の記事を参考に事前にインストールメディアを作成しておきます。

Windows10のインストールメディアを作成する方法
Windows10では、OSのインストールメディアを「メディア作成ツール」を利用して自分で作成することができます。 そこで、ここでは「...
Memo

メディア作成ツールを利用する方法と、メディア作成ツールで作成したインストールメディアを利用する方法では、再インストールされるWindows10は最新バージョンとなります。

Windows10のバージョンを更新せずに再インストールしたいときは、以下の記事を参考に、現在利用しているバージョンと同一バージョンのインストールイメージを準備します。

古いバージョンのWindows10のインストールメディアを入手する方法
Windows10は、2015年にリリースされて以来、半年に一回の機能アップデートによりバージョンアップを重ねてきています。 通常は、...

なお、未確認ですが、現在利用しているバージョンより古いバージョンを再インストールすることもできるようですが、その場合は個人用ファイルやインストール済みアプリなどはすべて削除されるようです。

Windows10を再インストールする

注意事項

Windows10を再インストールするときの注意事項は、次のとおりです。

  • 余計なトラブルを避けるために、再インストール時は、キーボードとマウス以外の周辺機器はすべて取り外した状態で作業を行いましょう。
  • デバイスの暗号化機能やドライブの暗号化機能を利用したままWindows10を再インストールすると、Windows10の起動時に回復キーを要求されるため、暗号化機能を解除してから再インストールすることをおススメします。

メディア作成ツールを利用する場合

再インストールするWindows10に管理者としてサインインして、準備しておいた「メディア作成ツール」を起動し「ライセンス条項」画面で「同意する」をクリックします。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

「実行する操作を選んでください」画面が表示されるので「このPCを今すぐアップグレードする」を選択して「次へ」をクリックします。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

以降の手順は、下記の「共通手順」へ進みます。

インストールメディアを利用する場合

再インストールするWindows10に管理者としてサインインして、準備しておいたインストールメディアを装填(インストールイメージをマウント)して開き「Setup.exe」を実行します。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

「Windows10セットアップ」画面が開くので「次へ」をクリックします。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

PCのチェックなどが行われ、チェックが完了すると「ライセンス条項」が表示されるので「同意する」をクリックします。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

以降の手順は、下記の「共通手順」へ進みます。

共通手順

「インストール準備完了」画面が表示されたら「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」が選択されていることを確認して「インストール」をクリックします。

Memo

「引き継ぐものを変更」をクリックすれば、個人用ファイルやインストール済みアプリそれぞれを引き継ぐか削除するかを選択できます。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

再インストールが開始されるの終了するまで待ちます。

なお、再インストール中は自動的に数回再起動され、所要時間はPCのスペックにもよりますがおおむね1時間程度かかります。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

再インストールが完了すると、自動的にロック画面が表示されるので、これまでと同じユーザー情報でサインインします。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

再インストール後のチェック

個人用ファイルやインストール済みアプリが利用できるかや、Windows10の設定を再確認しましょう。

なお、再インストール前のデータは、システムドライブ(Cドライブ)直下の「Windows.old」フォルダーに10日間保存されており、個人用フォルダー以外の場所に保存していたファイルなどが、再インストールで削除されてしまった場合、このフォルダーから救出できることがあります。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

以上で、作業完了です。

元に戻したいときは

再インストールして、何らかの不具合が発生した時は、10日以内であればWindowsの「設定」>「更新とセキュリティ」>「回復」から「前のバージョンにWindows10に戻す」から、再インストール前の状態に戻すことができます。

Windows10を再インストール(上書きインストール)する方法

あとがき

再インストールは、個人用ファイルやインストール済みアプリなど、既存のデータを可能な限り保持して、Windows10のシステム部分だけを初期化したい場合に便利です。

また、オフラインで機能更新プログラムをインストールしたいときにも、ここで紹介している手順でWindows10を再インストールすることで、更新することができます。

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