最近のWebサービスやスマートフォン向けのアプリなどでは、メニューを表示するためのボタンが三本線や縦三点リーダーで表現されている場合があります。
このようなメニューボタンは言葉では表現しづらいため、マニュアルなどを作成する場合は画像で表現することが多いですが、実は三本線や縦三点リーダーは文字として表示することができるのをご存知でしょうか。
そこでここでは、三本線や縦三点リーダーを文字として入力する方法を紹介します。

目次
三本線「≡」を入力する
ハンバーガーボタンとも呼ばれる三本線は、「ごうどう」と入力して変換すれば、変換候補から「≡」を選択して入力することができます。
下の画像は、Windows 10に搭載されているMicrosoft IMEでの入力例ですが、Google日本語入力などの他のIMEでも同じように入力できるでしょう。
ちなみに「≡」は、合同(ごうどう)を表す数学記号です。
縦三点リーダー「︙」を入力する
縦三点リーダーは、デバイスにより入力方法が異なります。
Androidでの日本語入力システムとして一般的なGoogle日本語入力やGboadでは「。(句点)」を3つ入力してから変換することで、全角の「︙三点リーダ(縦)」が入力できます。
Windows 10の標準日本語入力システム「Microsoft IME」では「IMEパッド」の文字一覧から選択して入力することができます。
- 半角の縦三点リーダー「⋮」の文字コード:U+22EE
- 全角の縦三点リーダー「︙」の文字コート:U+FE19
毎回IMEパッドを開いて入力するのが面倒なときは、ユーザー辞書に登録すれば、カンタンに入力できるようになります。

なお、どうしても入力できないときは「⋮」や「︙」をコピーして、入力したい場所に貼り付けてしまいましょう。
あとがき
三本線や縦三点リーダーのメニューを「≡」や「⋮」といった文字で入力できれば、わざわざ画像などを用意しなくても、視覚的に分かりやすい表現ができますよ。
ご活用あれ。