Windows10でさまざまな作業を行うとき、操作方法は一つとは限りませんが、今使っている方法は、もしかしたら効率の悪い方法かもしれません。
そこで、ここではWindows10バージョン2004で、作業効率をアップするのに効果的なおススメのテクニックを紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 2004 |
ショートカットキーを使いこなす
Windows環境では、さまざまな操作をマウス操作だけでなく、キー操作で実行(ショートカットキー)できるようになっており、ショートカットキーを使いこなすことで、作業効率を格段にアップできます。
どのようなショートカットキーがあるかは、以下の記事をご覧ください。

素早く設定画面を表示する
Windows10の各種設定を行うとき、設定アプリやコントロールパネルを開くことが多いですが、スタートボタンを右クリックすると、よく利用する項目のいくつかがテキストメニューで表示されます。
これを活用すれば、目的の機能により素早くアクセスすることができます。
ちなみに、ここに表示されるメニューはカスタマイズすることもできます。カスタマイズ方法は、以下の記事をご覧ください。

素早くシャットダウン・再起動する
Windows10ではスタート画面や、ロック画面などさまざまな場所からシャットダウンや再起動ができますが、素早く行いたいときは、シャットダウンや再起動するためのショートカットを作成しておくのがおススメです。
ショートカットを作成しておけば、ショートカットを実行するだけで、シャットダウンや再起動、サインアウトを素早く行えます。

素早くロック・スリープする
離席などでWindows10をロックしたいときや、Windows10をスリープさせたいときも、スタート画面などから行うよりも、ロックやスリープするためのショートカットを作成しておけば、それらの操作を素早く行えます。


タスクバーを使いこなす
Windows10のタスクバーには、よく使うアプリをピン留めして素早く起動できるようにしたりなど、自分の好みに合わせて使いやすく設定することができます。

クリップボードを使いこなす
Windows10のクリップボードは進化しており、かつてはサードパーティーのクリップボード拡張アプリがないとできなかった履歴の保持ができるようになっており、「Windowsキー+V」でカンタンにクリップボード履歴から貼り付けるといった操作ができます。
また、他のデバイスとクリップボードの内容を同期させることもできます。

タスクビューを使いこなす
Windows10のタスクビューからは、仮想デスクトップの作成や切り替え、過去に作業していたファイルを日付ごとに確認したりできます。
仮想デスクトップを使いこなす
Windows10では、Linux環境のワークスペースのような「仮想デスクトップ」機能が搭載されており、作業領域を広げたり、たくさんのアプリを切り替えて利用したいときなどにとても便利です。

素早くウィンドウを操作する
Windows10では、デスクトップ上のウィンドウのサイズ変更や最小化などを素早く行うために「スナップ」や「シェイク」という機能があり、使いこなすことでウィンドウのサイズ変更・整列・最小化を素早く行うことができます。

素早くデスクトップを表示する
デスクトップの右下隅(通知アイコンの右側)には秘密のボタンがあり、クリックすると開いているウィンドウをすべて最小化し、デスクトップが表示されます。
デスクトップにあるショートカットを起動したい場合や、開いているウィンドウを素早く最小化したいときに役立ちます。
また、このボタンを右クリックして「デスクトップのプレビュー」にチェックを入れておけば、このボタンの上にマウスを移動したときに、開いているウィンドウを透明化してデスクトップをプレビュー表示することもできます。
アイコンのサイズを微調整する
超高解像度のディスプレイなどで作業していると、デスクトップのアイコンが小さいと感じることがあります。
そのようなときは、デスクトップのなにもないところをクリックし[Ctrl]キーを押しながらマウスホイールを回転させると、任意の大きさにアイコンサイズを変更できます。

フォルダーやファイルのパスを取得する
デスクトップ上にあるフォルダーやファイルのパスを取得したい場合、エクスプローラーを起動して、デスクトップフォルダーを開いて該当のフォルダーやファイルのパスを取得するのは面倒ですよね。
そんなときは、対象のフォルダーやファイルを選択した状態で、[Shift]キーを押しながら右クリックし、メニューから「パスのコピー」を選択することで、対象のフォルダーやファイルのフルパスをコピーできます。
音声入力を活用する
Windows10では、音声入力でWindowsを操作したり、Wordなどのアプリでは、音声で文章を入力したりといったことができます。
これまでの、キーボードやマウスを使った操作・入力に加えて、音声入力も使いこなせば、状況によっては、より効率の良い操作・入力方法の選択肢となるでしょう。

夜間モードで目の疲れを軽減する
パソコンでの作業が多くなると目の疲れが気になるという方もいらっしゃるでしょう。
そのような方におススメしたいのが「夜間モード」機能で、本機能を利用することで液晶画面からのブルーライトを軽減して、パソコンでの長時間作業による目の疲れなどを軽減することができるでしょう。

あとがき
ここで紹介した方法で、Windows10での作業効率を格段にアップさせることができます。
是非お試しください。