ハードウェア設定でWindows10の起動を高速化する方法

Windows10は、これまでのWindowsOSと比較してPCの電源をオンにしてからサインイン画面が表示されるまでの時間が高速化されています。

ですが、状況によってはサインイン画面が表示されるまでに時間がかかる場合があります。

このような場合、Windows10の設定を見直すとともに、UEFIファームウェアの設定を調整することでも、Windows10PCの起動を高速化できる場合があります。

そこで、ここでは現在の状態を確認する方法と、UEFIファームウェアの設定を調整するヒントを紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Pro 64bit 1903

現在の状況を確認する

UEFIファームウェアの設定を調整する前に、調整の余地があるかを現在の状況で確認しておきます。

確認は、Windows10のタスクマネージャーから行います。

まず、タスクバーを右クリックしたメニューなどからタスクマネージャーを起動します。

タスクマネージャーを起動したら「スタートアップ」タブを開きます。

なお、タスクマネージャーが「簡易表示」の場合は、左下の「詳細」をクリックしてから「スタートアップ」タブを開きます。

「スタートアップ」タブを開くと、右上あたりに「直前のBIOS所要時間」が表示されています。

この「直前のBIOS所要時間」が、10秒未満なら特に調整する必要はありませんが、10秒を超えている場合、UEFIファームウェアの設定を調整することで起動を高速化できる可能性があります。

なお、「直前のBIOS所要時間」は、PCがUEFIファームウェアを搭載している場合にのみ表示され、旧来のBIOSを搭載したマシンでは表示されない可能性があります。

「BIOS所要時間」とは

「BIOS所要時間」とは、UEFIファームウェアがWindows10の起動を開始する前に行うハードウェアの初期化などに要している時間です。

Memo

通常、コンピューターの電源をオンにすると、マザーボードにあるEFIシステムパーティションからUEFIファームウェア(さまざまなハードウェア設定に関する情報を含むプログラム)が起動され、PCのハードウェアが初期化され、オペレーティングシステムのブートローダーに制御を転送します。

UEFIファームウェアの設定を調整するためのヒント

UEFIファームウェアの設定を調整する方法は、ハードウェアごとに異なるため、具体的な手順は割愛させていただき、PCの起動の高速化に効果のある項目のみを紹介します。

  • 起動中にロゴが表示されないようにする
  • 起動順序を調整する
  • メモリテストを無効化する
  • USBデバイスのみを使用する場合は、PS/2ポートを無効にする
  • Bluetoothなど、利用していない機能を無効化する

具体的な設定方法については、PCもしくはPCに搭載されているマザーボードのマニュアルを確認してみてください。

なお、起動順序の調整やメモリテストの無効化以外は、設定調整による高速化の効果はそれほど望めないかもしれません。

また、設定とは違いますが、使用していないUSBデバイスをPCに挿したままにしているだけでも、Windows10の起動が遅くなることもあります。

あとがき

ここで紹介した方法と合わせて、Windows10の設定を見直すことでさらなる高速化が見込める場合もあります。

Windows10を設定で高速化する方法については、以下の記事をご覧ください。

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