無料のリモート接続ツールならWeb版「Chromeリモートデスクトップ」がおススメ

これまで「Google Chrome」や「Chrome OS」で利用できるリモート接続ツールとして、Chromeアプリ版の「Chromeリモートデスクトップ」が提供されていましたが、GoogleによるとChromeアプリは今後縮小される予定となっているようです。

そこで、別のリモート接続ツールを探していたところ、Google社がWeb版の「Crome リモートデスクトップ」を提供しているとのこと。

そこで、ここではWeb版「Crome リモートデスクトップ」の利用方法や使用感について紹介したいと思います。

Web版の「Crome リモートデスクトップ」は、2019年6月初旬に正式リリースされましたが、本記事の画像はベータ時点の画像のため、実際の画面と異なる場合があります。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Pro 64bit バージョン1809
Google Chrome 70.0.3538.102

Web版「Chrome リモートデスクトップ」とは

Web版「Chrome リモート デスクトップ」は、最新のWeb標準技術を用いて構築されたリモートデスクトップ接続サービスで、「リモートアクセス」と「リモートサポート」の2つの機能を提供しており、利用は無料です。

大きな特徴としては「Google Chrome」をはじめとするモダンブラウザからであれば、どのマシンからでもリモートマシン(Windows/Mac/Linux)を操作できることです。

また、iOS・Androidに対応するモバイルアプリが用意されており、スマートフォンやタブレットからもアクセスが可能です。

なお、リモートマシン環境には、次の要件があります。

  • 対応OSは、Windows 7以降、Mac OS 10.9以降およびLinux
  • リモート接続を受け入れるための準備が必要となり、準備作業には「Google Chrome」と「Googleアカウント」が必要

リモートアクセス

事前準備

ここからは、リモートマシン側で作業します。

まず、Google Chromeで以下のサイトへアクセスし「使ってみる」ボタンをクリックし、認証画面が表示されたら、利用するGoogleアカウントでログインします。

Chrome リモート デスクトップ | ホーム

「この端末」セクションのダウンロードボタンを押すと、拡張機能とコンパニオンアプリのインストールが始まります。

別ウィンドウで、拡張機能「Chrome Remote Desktop」のインストールが開くので「Chromeに追加」ボタンをクリックしインストールします。

拡張機能のインストールが完了すると、コンパニオンアプリのダウンロード画面が表示されるので適当な場所に保存して、Webページの[同意してインストール]ボタンを押しコンパニオンアプリをインストールします。

PCにわかりやすい名前を付け「次へ」をクリックします。

最後に、接続時に使用するPINを設定し「起動」をクリックしたら設定完了です。

設定が完了すると「この端末」セクションにPCが「オンライン」として表示されます。

接続

ここでは、上で準備をしたリモートマシンに、接続元マシンからリモートアクセスしてみます。

まず、接続元マシンのブラウザから「Chrome リモート デスクトップ | ポータル」へアクセスし、事前準備に利用したGoogleアカウントでログインすると、リモートマシンが「リモートの端末」セクションに表示されるので、クリックします。

Memo

利用するWebブラウザは「Google Chrome」である必要はありません。

PINの入力画面が表示されるので、設定したPINを入力し矢印ボタンをクリックします。

「この端末にPINを保存します」にチェックを入れると、次回からPIN入力を省略できます。

リモートマシンのデスクトップがWebブラウザ内に表示されれば成功です。

右下にある赤色のボタンをクリックすると「クリップボードの共有」を有効化できます。

右下にある青色のボタンをクリックすると、以下のようなメニューが開き、オプション画面を表示したり接続を切断したりできます。

オプション画面は、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]などの特殊なキーコンビネーションを送信したい場合などに利用します。

なお、スマートフォンやタブレットなどから接続する際は「Chrome リモート デスクトップ | ホーム」に掲載されているリンクからアプリ「Chrome リモート デスクトップ」をインストールして、事前準備のときに利用したGoogleアカウントでログインした状態でアプリを起動すれば、リモートアクセスできます。

リモートサポート

「リモートサポート」は、他のユーザーが自分のマシンへ一時的に接続できるようにしたり、逆に自分が他のユーザーのマシンにアクセスコードを使って一時的に接続するための機能です。

なお、接続される側のマシンでは、リモートアクセスのときと同じように事前の準備が必要です。

事前準備

以下のサイトで「この端末」セクションにあるダウンロードボタンをクリックし、あらかじめ準備をしておきます。(手順は、リモートアクセス時の事前準備と同じです)

Chrome リモート デスクトップ | リモートサポート

接続

他のユーザーが自分のマシンへ接続できるようにするには「この端末」セクションで「コードを生成」ボタンをクリックし、ワンタイムアクセスコードを生成し、それを相手に伝えます。

アクセスコードを受け取ったユーザーは、同サイトにある「リモートの端末」セクションに受け取ったワンタイムアクセスコードを入力し「接続」ボタンをクリックします。

すると接続される側のマシンに「閲覧と制御を許可しますか?」というダイアログが表示されるので、そこで「共有」ボタンを押すとリモート接続が開始されます。

あとがき

リモート操作した感じでは、Chromeアプリ版と同じような感覚で操作が可能です。また、操作時のレスポンスもそれほど悪くはないので、無料のリモート接続ツールを探しているなら、試してみる価値は大いにあると思います。

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