最近では、さまざまな書類が電子化されており、コロナ禍という状況もあり押印についても電子印鑑を活用したいといった需要も増えてきているように感じます。
そうなると、まずは電子印鑑の作成方法を検討する必要がありますが、電子印鑑を作成する方法としては無償有償問わず、さまざまなサービス・ツールが提供されており、どんなサービス・ツールが良いか分からないという方もいらっしゃるでしょう。
そこでここでは、無償もしくは格安で品質の高い電子印鑑を作成できるおすすめのサービスやツールを紹介します。
目次
個人印なら「電子印鑑素材」
一般的な個人名の電子印鑑やスタンプを入手したいときは、Webサービスの「電子印鑑素材」がおススメです。
「電子印鑑素材」では、豊富な名字とさまざまな書体の高品質な電子印鑑を無料ダウンロードでき、個人利用だけでなく、商用利用や加工して利用することもできます。
書体としては次の6書体、サイズも6mm訂正印から13mmのLサイズまでの4サイズが提供されています。
- 楷書体
- 隷書体
- 古印体
- にじみ明朝
- 柔明朝体
- ゴシック体
また、ファイル形式もPNG・PDF・SVGそれぞれのファイルが含まれており、後からファイル形式を変換する必要がありません。
たとえば「鈴木」という名字の古印体をダウンロードすると、以下の6つのファイルを入手することができます。
社印・角印なら「はんこ堂」
印鑑ゴム印|はんこ堂ドットコム|印鑑即日発送・最安値保証付き
印鑑の総合通販サイト「はんこ堂ドットコム」では、注文前に完成イメージを確認できるWebサービス「印影プレビュー作成ツール」を無償提供しており、このツールを使って個人印や社印・角印を作成することができます。
それぞれの作成画面は次のとおりで、書体(楷書体・隷書体・・古印体・行書体)や彫刻方法(縦彫り・横彫り)を選択でき、作成した印影は6サイズの透過PNG形式の画像ファイルとしてダウンロードでき、電子印鑑として利用できます。
デザインの微調整はできませんが、手っ取り早く社印や角印を作成したいときに便利です。
プロに作成してもらいたいなら「実印道場」
会社で利用される角印や社印といった印鑑は、ツールやサービスを使って自分で作成しても、なかなか本物のようにきれいに作成できません。
そんなときは、はんこ作成の通販専門店「実印道場」がおススメです。
「実印道場」では、一般的な認印から印相体や篆書体を使った本格的な社印や角印などの電子印鑑を、電子ファイルで格安で購入できます。
- 6種類のオリジナル書体(印相体・篆書体・古印体・行書体・楷書体・隷書体)から選択可能
- 印影ファイルは透過PNGか非透過JPEGを選択可能
- 熟練の職人により手入力によりサイズや配置などを調整
- デザイン修正が3回まで無料
- 速ければ即日でメール納品
電子印鑑作成ツールを使ってうまく作成できない、印影の見栄えにこだわりたいなら「実印道場」が格安でおススメです。
電子印鑑作成ツールなら「パパッと電子印鑑Free」
パパッと電子印鑑Free(無料) – パソコンソフト専門ショップGING
自分で電子印鑑を作成したいときは、Windows向け電子印鑑作成ツール「パパッと電子印鑑Free」がおススメです。
「パパッと電子印鑑Free」は、Freeという名前のとおり有償ツール「パパッと電子印鑑Pro」の無償版で、利用できるフォントがWindowsにインストールされているフォントのみとなるなどの機能制限がありますが、電子印鑑をカンタンに作成できます。
「パパッと電子印鑑Free」では、次の電子印鑑を作成できます。
- 丸型や小判型の認印
- 承認印などのデータネーム印
- 会社でよく使う角印や社印
- 「請求書在中」「社外秘」など、書類作成に便利なスタンプ
「パパッと電子印鑑Free」の便利な点としては、印影に表示される文字を1文字ずつ位置調整できたり、データネーム印では、パソコンの日付を自動で反映させることができる点でしょう。
また、本ツールではデスクトップの任意の場所に「印鑑パネル」と呼ばれる小さなウィンドウを表示させることができ、印影パネルからドラッグ&ドロップで電子印鑑を押印できます。
手持ちの印鑑を電子化するなら
今使っている実物の印鑑を電子印鑑としても利用したいときは、印影を画像化し画像編集ツールを使って電子印鑑化することができます。
詳しい手順は、以下の記事をご覧ください。
あとがき
個人や社内で利用する電子印鑑を作成したい場合は、ここで紹介しているサービス・ツールを使えば、大抵の場合事足りるのではないでしょうか。
ご活用あれ。