Google Chrome(以下、Chromeブラウザ)には、仕事の効率化に大きく貢献してくれる拡張機能がたくさんあります。
そこでここでは、仕事の効率化に欠かせないおすすめのChromeブラウザ向けの拡張機能を紹介します。
きっと、役に立つと思いますよ。


目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 21H1 |
Google Chrome | 91.0.4472.77 |
Google Mail Checker
Google Mail Checker - Chrome ウェブストア
「Google Mail Checker」は、Gmailの受信トレイにある未読メールの数をアイコン上に表示してくれる拡張機能です。
Gmailをわざわざ開かなくてもアイコンで未読メール数を確認できるので、メールの新着確認に時間を割く必要がない点や、設定画面がないシンプルな作りの拡張機能である点が良いですね。
また、Googleが提供している拡張機能というところも、安心して利用できる点ではないでしょうか。
Google翻訳
Chromeブラウザでは、ブラウザ標準機能でページ全体の翻訳ができますが、拡張機能「Google翻訳」をインストールすることで、ページ全体の翻訳以外にも以下ができるようになります。
- 選択したテキスト領域のみを翻訳
- 選択したテキスト領域の音声読み上げ
- 右クリックのコンテキストメニューからGoogle翻訳ページで翻訳
- 選択した範囲の翻訳をポップアップウインドウで表示
- ページ全体翻訳の際にパラグラフごとに元の文章を表示
Google Keep Chrome 拡張機能
Google Keep Chrome 拡張機能 - Chrome ウェブストア
「Google Keep」は、Googleが提供するメモアプリで、PC・Android・iOSなどさまざまなデバイスで利用できます。また、Google Keepに保存しているメモは、同じアカウントを利用すればデバイスをまたいで共有できます。
「Google Keep Chrome 拡張機能」を使うと、開いているWebページへのリンクをGoogle Keepに保存したり、選択した領域を簡単にメモとして保存したり、新規メモを素早く作成することができます。
メモアプリにGoogle Keepを使っている方に是非オススメしたい拡張機能です。
ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集
ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集 - Chrome ウェブストア
「ドキュメント、スプレッドシート、スライドで Office ファイルを編集」は、Microsoft Word、Excel、PowerPoint ファイルをGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライドで表示、編集できる拡張機能です。
拡張機能をインストールすると、Office関連ファイルをChromeにドラッグ&ドロップしたり、GmailやGoogleドライブから開くと、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドで表示、編集でき、それぞれのファイルは元のOffice形式やGoogleドキュメントとして保存することができます。
なお、編集機能はテキストの挿入など基本的な機能のみなので、おもに表示用として利用するのが良さそうです。
下の画像は、PowerPoint形式のファイルをChromeにドラッグ&ドロップし、若干の編集を加えたときの画像です。一見するとPowerPointで表示したときと比べても、それほど違和感はないように感じます。
Auto Pagerize
「Auto Pagerize」は、複数に分割されているWebページを1ページに結合する拡張機能です。
通常、複数のページに分割されたWebコンテンツなどを閲覧する際は「次へ」ボタンなどをクリックして次ページを見ることになりますが、この拡張機能をインストールしておけば、分割されたWebコンテンツなどが自動的に1ページに結合されて、スクロールだけで読み進めることができるようになります。
たとえば、Googleの検索結果画面は、以下の画像のようにページが連結されて表示されます。
また、Webコンテンツを保存したいときにも、分割されたWebコンテンツを1ページのコンテンツとして扱えるので、楽に保存できます。
なお、表示するWebページによってはうまく結合できない場合があるようです。
SimpleExtManager
SimpleExtManager - Chrome ウェブストア
「SimpleExtManager」は、インストールしている拡張機能・Chromeアプリ・テーマを簡単に有効化/無効化できる拡張機能です。
多くの拡張機能を利用していると、ときに機能が競合するなどしてうまく動かなくなることがあります。そのようなときにこの拡張機能を利用すれば、あまり使わない拡張機能をアンインストールせずに、チェックボックスをOFFにするだけで無効化することができます。
Awesome Screenshot
Awesome Screenshot スクリーンショットと画面録画 - Chrome ウェブストア
Webサイトを閲覧していて、表示ページを保存したいと思ったことのある人は結構いるのではないでしょうか。そんな時に便利なのが「Awesome Screenshot」です。
「Awesome Screenshot」では、Webページ全体や指定した範囲を、画像ファイルとして保存・クリップボードへコピー・印刷することができます。
ChromeでWebページをPDF形式で保存すると、おかしなレイアウトになることがありますが「Awesome Screenshot」を使えば、ほぼ見た目通りに保存ができます。
Webページを保存するには欠かせない拡張機能です。
Microsoft エディター
Microsoft エディター - Chrome ウェブストア
「Microsoft エディター」は、Microsoftが提供している拡張機能で、Microsoft Wordに組み込まれていたAIを活用した文章作成アシスタントサービスを、Webブラウザの拡張機能として利用できるようにしたものです。
「Microsoft エディター」では、以下のような機能を利用できます。
- スペルチェック機能
- 文書校正機能
- 表現方法の改善を提案する機能
スペルチェックと文章校正は、Microsoftアカウントでサインインすれば利用可能で、表現方法の改善を提案する機能は「Microsoft 365」購入者にのみ提供されます。
Webブラウザ上でメールを作成したり、ブログの投稿を作成したりするときに、作成した文章の文法的な間違いを自動的にチェックしてくれるので、文章作成がこれまで以上にラクになりますよ。
Office
仕事で文書作成や表計算するときの定番ソフトといえば「Microsoft Office」です。そのオンライン版としてブラウザから利用できるのが「Office Online」です。
Chrome拡張機能の「Office」を使うと、ブラウザのメニューからツークリックでWordやExcelを開くことができます。
また、最近利用したドキュメントの履歴も表示されており、すぐにドキュメント開くことができます。(以下の画像が表示されるメニューです)
普段からMicrosoft Officeファイルをよく使用する方であれば、デスクトップアプリとの併用で、作業効率アップ間違いなしです。
「Office Online」を利用するには、Microsoftアカウントが必要です。
Weblioポップアップ英和辞典
Weblioポップアップ英和辞典 - Chrome ウェブストア
「Weblioポップアップ英和辞典」は、Webページ内の英単語にマウスカーソルをかざしたりダブルクリックすることで、Weblio英和辞典の結果をポップアップ表示させたり、Weblio英語翻訳の結果へのリンクを表示させることができるWeblio公式の拡張機能です。
仕事などで英文サイトをよくご覧になる方には、単語やイディオム、日本語訳をサッと調べることができるのが良い感じです。
また「音声読み上げ機能」や「ワンクリックの単語帳追加機能」など、英語学習に役立つ機能も搭載されています。
Weblio エクステンション
Weblio エクステンション - Chrome ウェブストア
「Weblio エクステンション」は、Webページ内のキーワードを選択することで、キーワードを複数の辞書で検索した結果をポップアップ表示してくれるWeblio公式の拡張機能です。
仕事をしていると、むずかしい日本語や専門用語などが日常的に登場してきますが、この拡張機能があれば、わざわざ検索しなくてもサクッと調べることができて、とても便利です。
あとがき
どの拡張機能も仕事の効率化に一役買ってくれると思います。お試しあれ。