Chromeブラウザで閲覧しているWebページを他のデバイスで閲覧したくなったとき、パッと思いつくのは、WebページのURLを直接入力する、URLをメールなど送る、メッセージアプリなどで共有するといった方法ですが、同じGoogleアカウントにログインしているChromeブラウザ同士なら、異なるデバイス間でURLを簡単に送信することができます。
ここでは、デスクトップ版Chromeブラウザを例に、閲覧しているWebページのURLを他のデバイスのChromeブラウザに送信する方法を紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1903 |
Google Chrome | 76.0.3809.100 |
閲覧しているWebページを送信する方法
Chromeブラウザで閲覧しているWebページのURLを他のデバイスに送信するには、送信先のデバイスにもChromeブラウザがインストールされおり、送信元と同じGoogleアカウントにログインしている必要があります。
Webページを送信する手順は、次のとおりです。
まず、送信元のChromeブラウザで、送信したいWebページを表示しているタブや、送信したいリンクを右クリックします。
タブを右クリックした場合はメニューから「お使いのデバイスに送信」を、リンクを右クリックした場合はメニューから「リンクをデバイスに送信」をクリックし、送信先デバイスを選択します。
送信先デバイスが1台しかない場合は「Nexus 5Xに送信」などとデバイス名が直接表示されます。

タブを右クリックした場合

リンクを右クリックした場合
しばらくすると、送信先のデバイスに通知が表示され、その通知をクリック(スマホなどの場合はタップ)すると、送信先のChromeブラウザでWebページを開くことができます。

PCに送信した場合の通知

スマホに送信した場合の通知
あとがき
わざわざアプリや拡張機能を経由しなくても、標準機能でカンタンにURLを送信できるようになったのはうれしい点ではないでしょうか。
活用できそうです。