
Windowsで更新プログラムを適用するための機能「Windows Update」は、まれに更新プログラムの確認が終わらなくなったり、更新プログラムが適用できなくなるなど、正常に動作しなくなることがあります。
そこでここでは、Windows Updateを初期化(リセット)して正常に動作するよう戻す方法を解説します。
目次
Windows Updateの初期化方法
Windows Updateを初期化する手順は、次のとおりです。
関連サービスの停止
まず、以下のサービスを順に停止します。
- Delivery Optimization
- Orchestrator Serviceの更新
- Background Intelligent Transfer Service
- Windows Update
サービスの停止は「タスクマネージャー」の「サービス」メニューなどから停止できます。

SoftwareDistributionフォルダーの削除
つぎに、以下のフォルダーを削除します。
%SystemRoot%\SoftwareDistribution
BITSジョブの削除
つぎに、以下のフォルダー配下のファイルをすべて削除します。
%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader
関連サービスの開始
最後に、停止したときと逆の順序でサービスを開始します。
- Windows Update
- Background Intelligent Transfer Service
- Orchestrator Serviceの更新
- Delivery Optimization
以上で、Windows Updateを初期化(リセット)できます。
あとは、いつものようにWindows Update画面から更新プログラムのチェックを実行して、正常に動作しているか確認します。なお、本手順を実行すると、過去の更新履歴はすべて消えます。
Windows Updateのログの確認方法
Windows Updateを初期化(リセット)する前に、現在のWindows Updateの動作状況を確認したいときは、以下の手順でWindows Updateのログを確認することができます。
Windows 8.1以前はWindows Updateのログファイルは、「%windir%\WindowsUpdate.log」に保存されており、メモ帳などのテキストエディタで開いて確認できましたが、Windows 10以降では、Windows Updateのログ記録の仕様が変更され、OSの「イベントトレース」ログとして記録されるようになり、以下の手順でログを確認する必要があります。
PowerShellを起動し、次のコマンドレットを実行します。
> Get-WindowsUpdateLogGet-WindowsUpdateLogコマンドレットは、現在システムに保存されているWindows Updateのログファイルを解析し、結果をテキストファイルとしてデスクトップに出力してくれます。
出力されたログファイルは、メモ帳などのテキストエディターで開けるので、文字列検索でエラーが発生いていないか調査したりといったことができます。
あとがき
以前のWindowsに比べて、Windows 10や11でWindows Updateの動作がおかしくなる頻度はかなり減ったという印象ですが、それでもまれに正常に動作しなくなることもあります。
そのような時に、ここで紹介している方法が役立つと思います。