Windows 10でネットワーク上の共有フォルダーに接続する方法4選

Windows 10でネットワーク上の共有フォルダーに接続する方法4選

Windows環境でネットワーク上の共有フォルダーに接続する場合、接続方法として4つの方法があります。

  • エクスプローラーの「ネットワーク」アイコンから接続する
  • 共有フォルダーのネットワークパスを入力して接続する
  • ネットワークのショートカットを作成して接続する
  • ネットワークドライブを作成して接続する

そこでここでは、Windows 10で、上のそれぞれの方法で共有フォルダーに接続する方法を紹介します。

Windowsで共有フォルダーを作成する方法(ワークグループ環境)
ここでは、ワークグループ環境のWindowsで共有ウィザードや詳細な共有から共有フォルダーを作成する方法を紹介します。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit1909

ネットワークアイコンから接続する

一番カンタンな方法として、エクスプローラーのナビゲーションエリアにある「ネットワーク」アイコンから接続する方法があります。

「ネットワーク」アイコンをクリックすると、同一ネットワーク上のさまざまなデバイスが表示されるので、接続したい共有フォルダーがあるコンピューターをクリックします。

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すると、そのコンピューターで公開されている共有フォルダーが表示されるので、クリックしてアクセスします。

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共有フォルダーへのネットワークパスが分からない場合などで、コンピューター名から辿りたい場合に利用できます。

Windows 10でネットワーク上の他のWindowsマシンを一覧表示する方法
ここでは、Windows 10を例にネットワーク探索機能を有効化して、ネットワーク上の他のWindowsマシンをエクスプローラーに表示させる方法を紹介します。

ネットワークパスを入力して接続する

たまに接続するぐらいの共有フォルダーの場合は、エクスプローラーのアドレスバーにネットワークパスを入力して接続するのがカンタンです。

なお、共有フォルダーへのネットワークパスは、通常「\\<コンピューター名>\<共有名>」となりますが、まれにコンピューター名では接続できない場合があります。

その場合は、コンピューター名の部分をIPアドレスに置き換えるとアクセスできる場合があります。

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ネットワークのショートカットを作成して接続する

よく利用する共有フォルダーがあるなら、ネットワークのショートカットを作成しておけば、共有フォルダーに素早く接続できるようになります。

ネットワークのショートカットを作成する手順は、次のとおりです。

まず、エクスプローラーのナビゲーションエリアから「PC」を選択し、上部の「コンピューター」タブから「ネットワークの場所を追加」をクリックします。

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「ネットワークの場所を追加」のウィザード画面が表示されるので「次へ」をクリックします。

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次に「カスタムのネットワークの場所を選択」を選択して「次へ」をクリックします。

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次に「インターネットまたはネットワークのアドレス」欄にネットワークパスを入力し「次へ」をクリックします。

「参照」ボタンから共有フォルダーを選択することもできます。

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次に「名前」欄に作成するショートカットの名前を入力し「次へ」をクリックします。

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「ネットワークの場所は正しく作成されました」と表示されていることを確認して「完了」をクリックします。

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以上で、ネットワークのショットカットの作成は完了です。

作成したショートカットは、エクスプローラーの「ネットワークの場所」に追加されています。

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ネットワークドライブを作成して接続する

よく利用する共有フォルダーへの、もう一つの接続方法として「ネットワークドライブ」があります。

ネットワークドライブは、共有フォルダーを “Cドライブ” や “Dドライブ” のようにローカルドライブの様に扱える機能で、ネットワークパスに対応していないアプリケーションなどから共有フォルダーに接続したいときなどに便利です。

ネットワークドライブを作成する手順は、次のとおりです。

まず、エクスプローラーのナビゲーションエリアから「PC」を選択し、上部の「コンピューター」タブから「ネットワークドライブの割り当て」をクリックします。

Windows 10でネットワーク上の共有フォルダーに接続する方法4選

「ネットワークドライブの割り当て」ウィザード画面が表示されるので、上から順に設定していきます。

「ドライブ」では、ネットワークドライブに割り当てるドライブレターを指定します。

デフォルトでは、現在割り当てられていないドライブレターが自動的に指定されていますが、プルダウンから自分で指定することも可能です。

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「フォルダー」には接続する共有フォルダーのネットワークパスを入力します。

「参照」ボタンから共有フォルダーを選択することもできます。

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現在サインインしているユーザーとは異なるユーザーで共有フォルダーに接続する場合は「別の資格情報を使用して接続する」 にチェックします。

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設定が済んだら、右下の「完了」をクリックします。

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「別の資格情報を使用して接続する」にチェックを入れた場合は、資格情報の入力画面が表示されるので、共有フォルダーへ接続するための「ユーザー名」「パスワード」 を入力し「資格情報を記憶する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

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以上で、指定したドライブレターでネットワークドライブが作成されます。

作成されたネットワークドライブは、エクスプローラーの「ネットワークの場所」に表示されています。

Windows 10でネットワーク上の共有フォルダーに接続する方法4選

あとがき

よく利用する共有フォルダーがあるなら「ネットワークのショートカット」もしくは「ネットワークドライブ」を作成しておけば便利ですよ。