WordPressで、投稿画面からメディアを追加するときに設定できる「添付ファイルの表⽰設定」は、デフォルトでは前回の設定内容が維持されますが、前回の設定がイレギュラーな場合、次にメディアを追加するときに気を付けないと、イレギュラーな設定のままメディアを追加してしまうことがあります。
そんなときは「添付ファイルの表⽰設定」の既定値を設定しておけば、誤ってイレギュラーな設定でメディアと追加してしまうミスを減らすことができます。
そこでここでは、WordPressで「添付ファイルの表示設定」の既定値を設定する方法を紹介します。
目次
「添付ファイルの表示設定」の既定値を設定する
「添付ファイルの表示設定」の既定値を設定するには、まずWebブラウザから以下のURLへアクセスして「すべての設定」ページを開きます。
https://あなたのドメイン/wp-admin/options.php
次に、その中にある以下の3つの項目の値を変更します。
image_default_align(配置)
「image_default_align」は、追加するメディアの配置の既定値を設定する項目で、以下の値を設定することができます。
値 | 説明 |
---|---|
left | 左 |
right | 右 |
center | 中央 |
空値 | 指定なし |
image_default_link_type(リンク先)
「image_default_link_type」は、追加するメディアのリンク先の既定値を設定する項目で、以下の値を設定することができます。
値 | 説明 |
---|---|
custom | カスタムURL |
file | メディアファイル |
post | 付ファイルのページ |
空値 | 指定なし |
image_default_size(サイズ)
「image_default_size」は、追加するメディアのサイズの既定値を設定する項目で、以下の値を設定することができます。
値 | 説明 |
---|---|
thumbnail | サムネイルサイズ |
medium | 中サイズ |
large | 大サイズ |
full | フルサイズ |
空値 | フルサイズ |
設定を変更したら、一番下の「変更を保存」ボタンを忘れずにクリックします。
以上で設定完了です。
あとがき
既定値を自分がよく利用する値に設定しておけば、誤ってイレギュラーな設定でメディアを追加してしまうミスを避けることができ、作業効率のアップにも役立つでしょう。