Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

Windowsマシンで仕事をしている方の中には、海外の取引先など時差のある相手と電話やメールで連絡を取ることがよくある方もいらっしゃるでしょう。

そんな方におすすめなのが、タスクトレイの右端に表示されている日時に追加の時計を表示したり、スタートメニューのタイルに追加の時計を表示しておく方法です。

相手の現地時間を表示するよう設定しておけば、時差のある相手と連絡をとれる時間帯かなどを素早く確認できます。

そこでここでは、Windows 10で通知領域(タスクトレイ)やスタートメニューのタイルに追加の時計を表示する方法を紹介します。

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェアバージョン
Windows 10 Pro 64bit2004

タスクトレイに追加の時計を表示する

タスクトレイに追加の時計を表示する手順は、次のとおりです。

まず、タスクトレイに表示されている日時部分を右クリックして、メニューから「日付と時刻の調整」をクリックします。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

設定画面が開いたら、下にスクロールして「関連設定」にある「別のタイムゾーンの時計を追加する」をクリックします。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

「追加の時計」の設定画面が開いたら、この時計を表示するにチェックを入れて、タイムゾーンと表示名を設定して「OK」をクリックします。

Memo

画面を見ていただくと分かるように、追加の時計は2つまで設定できます。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

以上で、設定完了です。

追加の時計は、タスクトレイの日時部分にマウスポインタを合わせるとツールチップとして表示され、日時部分をクリックして表示されるカレンダーの上部にも表示されます。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

スタート画面のタイルに追加の時計を表示する

スタート画面のタイルに追加の時計を表示する手順は、次のとおりです。

まず、スタートメニューのプログラム一覧から「アラーム&クロック」を起動します。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

「アラーム&クロック」アプリが起動したら、上部メニューから「クロック」を選択して、下部の「+」をクリックして、時計を追加します。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

時計を追加したら、追加した時計を右クリックして、メニューから「スタートにピン留めする」をクリックします。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

確認画面が表示されるので「はい」をクリックします。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

以上で、スタート画面のタイルに追加した時計が表示されます。

Windows 10で通知領域やスタート画面に複数の時計を表示する方法

「アラーム&クロック」アプリを利用する方法は、数に制限がないので、3つ以上時計を追加したいときは、こちらの方法が良いでしょう。

あとがき

Windowsの時計を追加する機能は、意外と使っている人を見かけませんが、時差のある相手と連絡を取ることが多い方は、設定しておけば相手の現地時刻をすぐに確認できて便利ですよ。