Windows10では、フォルダーやショートカットファイルのアイコンを変更することができます。
そんなとき、自分で用意したアイコンを利用することもできますが、Windows10に標準で搭載されているアイコンを利用したいときがないでしょうか。
そこで、ここではWindows10の標準的なアイコンがどこに保存されているかや、どのようなアイコンが格納されているかを紹介します。

目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows10 Pro 64bit | 1909 |
標準アイコンの場所と内容
Windows10でデバイス・フォルダー・ファイル・ごみ箱などの表示で利用されているおもなアイコンは「C:Windows¥¥system32」フォルダー内のライブラリファイル(拡張子がdllのファイル)などにパッケージ化されて格納されています。
ここでは、個人的に有用と感じるライブラリファイルを紹介します。
C:Windows¥¥system32¥imageres.dll
このファイルには、Windows10の各所で表示されるアイコンの多くが格納されています。
C:Windows¥¥system32¥shell32.dll
このファイルにも、Windows10の各所で表示されるアイコンの多くが格納されています。
C:Windows¥¥system32¥DDORes.dll
このファイルには、デバイスアイコンが格納されています。
C:Windows¥¥system32¥setupapi.dll
このファイルには、ハードウェアや入力インターフェースなどのアイコンが格納されています。
C:Windows¥¥system32¥wmploc.dll
このファイルには「Windows Media Player」に関連するアイコンが格納されています。

あとがき
なお、ここで紹介した以外にも「C:Windows¥¥system32」フォルダー内のいくつかのライブラリファイルやexeファイルにはアイコンが含まれている場合があります。
どのファイルにどんなアイコンが格納されているか確認したい場合は、アイコンビューアーを利用すればカンタンに確認できます。
おススメのアイコンビューアーは「IconExplorer」です。