複数のオーディオ再生デバイスが接続されているWindows 10では、アプリごとに再生デバイスをWindowsの「設定」画面から切り替えることができますが、頻繁に切り替えることがあると、いちいち設定画面が操作するのは不便です。
そんなときは、Windows 10向けの音量調整アプリ「EarTrumpet」がおすすめです。
「EarTrumpet」は、Windows 10のデザインにフィットしたアプリで、アプリケーションごとで音量調整や再生デバイスの切り替えをタスクトレイから簡単に行えるアプリです。
そこでここでは「EarTrumpet」の使い方を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1809 |
EarTrumpet | 2.0.7.0 |
EarTrumpetのインストール
「EarTrumpet」はストアアプリとして提供されているので「Microsoft Store」からインストールします。
EarTrumpetの使い方
「EarTrumpet」を起動すると、標準の音量アイコンと同じデザインのアイコンがタスクトレイに現れますが、紛らわしいので、標準の音量アイコンの表示をオフにするか、EarTrumpetの設定でアイコンのデザインを変更しておきます。
ちなみに、はじめて起動したときは以下のように表示され、標準の音量アイコンと見分けがつきません。
以下のように、EarTrumpetの設定でアイコンのデザインを変更すれば、分かりやすいです。
タスクトレイにあるEarTrumpetのアイコンをクリックすると、再生デバイスごとにアプリケーションがグルーピングされて表示され、ボリュームスライダーでは音量調整が可能です。
また、ボリュームスライダーには、現在の音量がリアルタイムで表示されます。
再生デバイスを切り替えるときは、ボリュームスライダーが表示されている画面で、再生デバイスを切り替えたいアプリを右クリックして「スイッチ」ボタンをクリックすれば、プルダウンから再生デバイスをカンタンに切り替えることができます。
ちなみに、Windows 10の設定画面からアプリごとの再生デバイスの切り替えるときは、「設定」アプリから「システム」>「サウンド」を開き「サウンドの詳細オプション」にある「アプリの音量とデバイスの設定」を開いて設定する必要があり面倒です。
あとがき
標準機能に比べて格段に操作がカンタンで、定番アプリとしてWindows 10に導入しておきたいアプリの一つです。
お試しあれ。