Windows 10のタスクバーは、標準ではアクセントカラーを使用したり、透明化したりできますが、もっと格好よくしたいなぁと思っている方におススメしたいのがタスクバーのカスタマイズツール「TranslucentTB」です。
ここでは、Windows 10のストアアプリとして提供されている「TranslucentTB」の使い方を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1903 |
TranslucentTB | 7.0.0.0 |
TranslucentTBとは
TranslucentTB を入手 - Microsoft Store ja-JP
「TranslucentTB」は、Windows 10のタスクバーに透明化やぼかしなどのエフェクトを付けることができる寄付歓迎の無料ツールで、ストアアプリもしくはデスクトップアプリとしてインストールして利用できます。
また、「TranslucentTB」では、イベントごとにタスクバーの外観を変えることができ、ウィンドウを最大化したとき(Maximised window)、スタートメニューを起動したとき(Start Menu opened)、コルタナや検索を起動したとき(Cortana/Search opened)、タイムラインを開いたとき(Timeline opened)のそれぞれでタスクバーの外観を動的に変更することができます。
デスクトップアプリは、以下のGitHubのReleaseページからダウンロードできます。
TranslucentTBの使い方
ここでは、「TranslucentTB」のストアアプリをインストールしていることを前提に説明します。
まず「TranslucentTB」を、スタートメニューのプログラム一覧などから起動します。
起動するとタスクトレイにアイコンが表示され、このアイコンをクリックしてタスクバーの外観を変更します。
タスクトレイのアイコンをクリックするとメニューが表示されるので、通常時のタスクバーの外観を変える場合は、一番上の「Regular」をクリックします。
デフォルトでは、通常時以外に、ウィンドウを最大化したとき(Maximised window)、スタートメニューを起動したとき(Start Menu opened)、コルタナや検索を起動したとき(Cortana/Search opened)、タイムラインを開いたとき(Timeline opened)のそれぞれでタスクバーの外観を設定できますが、イベントごとにタスクバーの外観を変えたくない場合は、それぞれの項目にある「Enabled」のチェックを外しておきます。
ちなみに、設定前のタスクバーの外観は以下となります。
タスクバーを完全に透明にする
タスクバーを完全に透明にするには「Clear」を選択します。
「Clear」選択時タスクバーの外観は、以下のとおりです。
使ってみたところ、完全に透明にすると、他のウィンドウがタスクバーの背面に来た時に見づらくなる場合があるので、注意が必要です。
タスクバーの背景をぼかす
タスクバーの背景をぼかすには「Blur」を選択します。
「Blur」選択時のタスクバーの外観は、以下のとおりです。
写真などを背景に設定している場合は、いい感じになります。
その他
「Clear」や「Blur」以外にも選択肢として「Opaque」「Fluent」がありますが、どちらもWindows 10の「設定」>「個人用設定」>「色」から設定できるため、イベントごとにタスクバーの外観を変えたいときに利用する選択肢ですね。
- 「Opaque」は、タスクバーに色を指定できます。(非透明)
- 「Fluent」は、タスクバーを半透明にして背景をぼかすことができます。
あとがき
タスクバーを完全に透明にする場合も、Windows 10をダークモードで利用している場合などでは、いい感じに表示されると思いますよ。お試しあれ。