
Windowsでは、画像ファイルなどの内容をサムネイル(縮小)表示でき、これによりファイルを開かなくてもおおよそ内容を把握でき、とても便利な機能です。
このサムネイル表示するためのデータは、サムネイルキャッシュとして保存されており、キャッシュを再利用することで次回以降のサムネイル表示を高速化してくれていますが、サムネイルのキャッシュデータは、Windowsにより頻繁に自動削除されてしまうため、自動削除のたびにキャッシュの再生成が行われサムネイルの表示が遅くなってしまいます。
そこでここでは、サムネイルキャッシュが自動削除されないように設定して、サムネイル表示が遅くなるのを防ぐ方法を解説します。
目次
サムネイルキャッシュの削除仕様
サムネイルのキャッシュデータは「%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Explorer」フォルダーに格納されており、タスクスケジューラのライブラリ > Microsoft > Windows > DiskCleanupに登録されている「SilentCleanup」タスクにより、PCがアイドル状態の時にサムネイルキャッシュのデータが削除されています。

サムネイルキャッシュの自動削除を停止
サムネイルキャッシュが自動的に削除されないようにするには、SilentCleanupタスク実行時にサムネイルキャッシュを削除しないように設定します。
設定方法は、管理者権限でコマンドプロンプトを起動して次にコマンドを実行します。
> reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\VolumeCaches\Thumbnail Cache" /v Autorun /t REG_DWORD /d 0 /f> reg add "HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\VolumeCaches\Thumbnail Cache" /v Autorun /t REG_DWORD /d 0 /fあとは、PCを再起動すれば、サムネイルキャッシュの削除処理が停止します。
設定を戻す場合は、管理者権限でコマンドプロンプトを起動して次にコマンドを実行します。
> reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\VolumeCaches\Thumbnail Cache" /v Autorun /t REG_DWORD /d 3 /f> reg add "HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\VolumeCaches\Thumbnail Cache" /v Autorun /t REG_DWORD /d 3 /fあとがき
レジストリ設定を変更するWindowsのカスタマイズは、Windowsの操作に慣れていない方は注意してください。誤ったレジストリキーを削除したり変更したりするとWindows自体が起動できなくなったりします。