コマンドの本体やマニュアルの場所を調べるには「whereis」コマンドを使用します。ここでは「whereis」コマンドの基本的な使用方法について紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のディストリビューションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
# cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)
書式とオプション
書式
whereis [オプション...] コマンド名
主なオプション
オプション | 説明 |
---|---|
-m | マニュアルファイルを検索します。 |
-b | バイナリファイルを検索します。 |
-s | ソースファイルを検索します。 |
使用例
vimコマンドのソース、バイナリ、マニュアルを検索するには
# whereis vim
vim: /usr/bin/vim /usr/share/vim /usr/share/man/man1/vim.1.gz
vimコマンドのマニュアルを検索するには
# whereis -m vim
vim: /usr/share/man/man1/vim.1.gz
あとがき
私自身は、このコマンドをあまり使ったことがないのですが、Linuxの基本コマンドとして使い方は知っておきたいところです。