Windows 10のサインイン画面には、そのマシンに登録されているユーザーが一覧表示されており、通常は、サインインに利用するユーザー名(ユーザーID)がそのまま表示されています。
ですが、ユーザー名にはアルファベットや数字を用いることが多く、そのまま表示されると、誰のアカウントなのかわかりづらく、セキュリティ的にも心配でしょう。
そのような時は、ユーザーの表示名に氏名など設定することで、見た目がわかりやすくなり、ユーザー名がぱっと見ではわからなくなりセキュリティ的なメリットもあります。
そこでここでは、Windows 10でローカルアカウントとMicrosoftアカウントのそれぞれで、ユーザーの表示名を変更する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1909 |
ローカルアカウントの表示名を変更する
ローカルアカウントの表示名を変更する手順は、次のとおりです。
管理者権限を持つアカウントでWindows 10にサインインして、スタートメニューのプログラム一覧から「Windowsシステムツール」>「コントロールパネル」を開きます。
「コントロールパネル」を開いたら「ユーザーアカウント」をクリックします。
「ユーザーアカウント」画面が開いたら「アカウントの種類の変更」をクリックします。
ユーザーの一覧が表示されるので、表示名を変更したいユーザーをクリックします。
ここでは「user02」の表示名を変更します。
アカウントの変更画面で「アカウント名の変更」をクリックします。
アカウント名の変更画面が表示されるので「新しいアカウント名」欄に、新しい表示名を入力し「名前の変更」をクリックします。
以上で、ローカルアカウントの表示名を変更できました。
Microsoftアカウントの表示名を変更する
Microsoftアカウントの表示名を変更するときは、WebブラウザからMicrosoftアカウントのWebページにサインインします。
Microsoft アカウント | サインインするか、今すぐアカウントを作成 – Microsoft
MicrosoftアカウントのWebページにサインインしたら、ページ左上に表示されている表示名部分をクリックします。
「あなたの情報」ページが表示されるので、名前の下に表示されている「名前の編集」をクリックします。
名前の編集ページが表示されるので、姓・名の部分に新しい名前を入力し、画像に表示されている文字を入力して「保存」をクリックします。
以上で、Microsoftアカウントと連携しているアカウントの表示名を変更できます。
あとがき
ここで紹介しているユーザーの表示名を変更する方法は、ユーザーがサインインするときに使用する「ユーザー名」とは異なるのでご注意ください。
