ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

Webブラウザを利用していると、CPUやメモリを異常に消費しているときがあります。

そのようなとき、WindowsなどのOSのタスクマネージャーからはブラウザ全体でのリソース使用量しか確認できませんが、ブラウザに搭載されているタスクマネージャーを使えば、タグや拡張機能ごとのリソース消費量を確認することができます。

そこでここでは、WindowsでメジャーなWebブラウザ(Google Chrome・Microsoft Edge・Mozilla Firefox)のそれぞれで、開いているタブや拡張機能がCPU・メモリ・ネットワークといったリソースをどれぐらい消費しているか確認する方法を紹介します。

Google Chromeの場合

Chromeブラウザにはタスクマネージャ機能が搭載されており、開いているタブや実行中の拡張機能それぞれが使用しているメモリー・CPU・ネットワークの使用量や、プロセスIDを確認できます。

Chromeブラウザのタスクマネージャは、画面右上の点3つをクリックし、メニューから「その他のツール」>「タスクマネージャ」の順にクリックすることで起動できます。(ショートカットキー「Shift+ESC」からも起動できます)

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

Chromeブラウザのタスクマネージャでは、開いているタブやインストールしている拡張機能がCPU・メモリ・ネットワークといったリソースをどれぐらい消費しているかを確認できます。

また、タスクマネージャ画面で、特定のタブや拡張機能を選択して右下の「プロセスを終了」をクリックすれば、選択したタブや拡張機能のみを終了させることもできます。

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

ちなみに、Chromeブラウザでは、タブにマウスポインターを重ねたときに表示されるホバーカード上で、そのタブが消費しているメモリ使用量を確認することができます。

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

Microsoft Edgeの場合

Edgeブラウザにも「ブラウザータスクマネージャー」と呼ばれるタスクマネージャ機能が搭載されており、開いているタブや実行中の拡張機能それぞれが使用しているメモリー・CPU・ネットワークの使用量や、プロセスIDを確認できます。

Edgeブラウザのブラウザータスクマネージャーは、画面右上の点3つをクリックし、メニューから「その他のツール」>「ブラウザータスクマネージャー」の順にクリックすることで起動できます。(ショートカットキー「Shift+ESC」からも起動できます)

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

Edgeブラウザのブラウザータスクマネージャーでは、Chromeブラウザのタスクマネージャと同じように、開いているタブやインストールしている拡張機能がCPU・メモリ・ネットワークといったリソースをどれぐらい消費しているかを確認できます。

また、タスクマネージャ画面で、特定のタブや拡張機能を選択して右下の「プロセスを終了」をクリックすれば、選択したタブや拡張機能のみを終了させることもできます。

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

Mozilla Firefoxの場合

Firefoxブラウザにもタスクマネージャ機能が搭載されており、開いているタブや実行中の拡張機能それぞれが使用しているメモリー・CPU使用量を確認できます。

Firefoxブラウザのタスクマネージャーは、画面右上の「≡」をクリックし、メニューから「その他のツール」>「タスクマネージャー」の順にクリックすることで起動できます。(ショートカットキー「Shift+ESC」からも起動できます)

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

Firefoxブラウザのタスクマネージャーは、Chromeなどのように別ウィンドウではなくタブとして表示され、開いているタブやインストールしている拡張機能がCPU・メモリといったリソースをどれぐらい消費しているかを確認できます。

また、タスクマネージャー画面で、特定のタブを選択したときに表示される×ボタンをクリックすることで終了させることもできます。

ブラウザでタブや拡張機能ごとのCPUやメモリの使用量を確認する方法

あとがき

ブラウザのリソース使用量が多いとき、特定のタブや拡張機能が原因であることも多く、そのようなときに原因を調査する際にもブラウザに搭載されているタスクマネージャー機能が役立つでしょう。