Windows 10に標準搭載されているアプリ「アラーム & クロック」には、アラーム・時計・タイマー・ストップウォッチの4つの機能が搭載されています。
パソコンでは、アラームやタイマーなどの機能はあまり利用することはないと思いますが、シンプルなインターフェースで使いやすく、時計機能が結構便利です。
ここでは「アラーム & クロック」の各機能画面や時計機能の使い方を紹介したいと思います。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Windows 10 Pro 64bit | 1809 |
アラーム&クロック | 10.1811.3241.0 |
アラーム & クロックの機能画面
「アラーム & クロック」に搭載されている各機能の画面は次のとおりです。いずれの機能もシンプルなインターフェースで、操作に迷うことなく利用できると思います。
アラーム
タイマー
ストップウォッチ
アラーム & クロックの時計機能
「アラーム & クロック」の中で便利な機能に「時計」機能があります。
時計機能は「アラーム&クロック」を起動して、上部のメニューから「クロック」をクリックします。
「クロック」画面には世界地図が表示されており、右上に表示されている日時は私の所在地の日時です。
「場所の追加」で現地時刻を確認
時計機能では、任意の場所の日時を画面に追加表示することができます。
場所を追加するには、右下の「+」をクリックして左上に表示される検索ボックスに都市名を入力します。すると選択可能な都市がリストアップされるので、そこから選択します。
都市名が表示されない場合は、国名を最初に入力すると選択可能な都市がリストアップされるので、近くの都市を選択します。
都市はいくつも登録できるので、日時が知りたい都市を登録しておけば、この画面を見るだけで登録した都市の現地時刻を確認できます。
登録した都市の日時は、スタートメニューのタイルに表示することもできます。スタートメニューで確認したい場合に便利です。
たとえば、海外に住んでいる友人や海外の取引先に電話をかけるときに、あらかじめ「アラーム&クロック」でその都市を登録しておけば、現地時刻をすぐに確認できます。
また、メールを送る時も現地時刻を確認できれば、現地が日中ならすぐに返信が来そうとか、現地が夜なら今日はもう返信はなさそうだとかも把握できます。
時差を確認
右下の「時差」をクリックすると、画面の下にスライダーが表示されます。このスライダーで所在地の時刻を指定すると、それに合わせた現地時刻が地図上に表示されます。
ちなみに、地図上の暗いところは夜、明るいところは昼という具合に色分けされているので、パッと見で昼夜を把握できるところも便利だと思います。
あとがき
時計以外の機能も普通に使えるので、所定の時刻に知らせてほしい時や、時間を計測したい時には、Windows 10の標準搭載アプリでもできると覚えておけば、いざというときに役立つと思いますよ。