iPhoneで、1画面に収まりきらない縦に長い画面のスクリーンショットを撮りたい場合、通常のスクリーンショットの撮影方法だと、スクロールさせながら1画面ずつスクリーンショットを撮る必要がありとても面倒ですが、iOS13以降を搭載したiPhoneなら、標準機能で1画面に収まりきらない縦に長い画面全体をPDFファイルとして保存することができます。
そこでここでは、iPhoneで1画面に収まりきらない縦に長い画面全体をPDFファイルとして保存する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
機種 | バージョン |
---|---|
Apple iPhone8 | iOS16.1.2 |
画面全体をPDFファイルとして保存する
1画面に収まりきらない縦に長い画面全体をPDFファイルとして保存する手順は、次のとおりです。(ここではWebブラウザアプリ「Safari」を例に、操作方法を紹介します。)
まずは、保存したい画面を表示した状態で、通常操作でスクリーンショットを撮影します。
スクリーンショットの撮影方法は、以下の記事をご覧ください。

スクリーンショットを撮影すると、画面左下にスクリーンショットのプレビューが表示されるのでタップします。
スクリーンショットの編集画面が表示されるので「フルページ」をタップすれば、スクロールが必要な画面全体が右側に縮小表示されます。
縮小表示部分を上下にドラッグすれば、スクロールして内容を確認できます。
なお、この編集画面では画面下部でペンを選択して書き込んだり、ページの特定部だけを切り出したりもできます。
編集などが済んだら、画面左上の「完了」をタップして、メニューから「PDFを"ファイル"に保存」をタップします。
ファイルアプリの保存場所を指定する画面が表示されるので、保存場所とファイル名を指定して「保存」をタップします。
以上で、1画面に収まりきらない縦に長い画面全体をPDFファイルとして保存でき、保存したPDFファイルはファイルアプリで開くことができます。
あとがき
なお、ここで紹介した方法で画面をPDFファイルとして保存した場合、画面全体が1ページとしてPDF化されます。また、テキストデータなどはPDFファイル上で選択することができます。