著作権が消滅した昔の文学作品を読みたいとき、パソコンからなら「青空文庫」が有名ですが、青空文庫で提供されている作品は、スマートフォンでも専用のビューアーアプリを利用することで、電子書籍と同じよな感じで読むことができます。
そこでここでは、Android端末で「青空文庫ビューア Ad」アプリを使って昔の文学作品を読む方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
機種(ソフトウェア) | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
「青空文庫」とは
「青空文庫」は、著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品を提供している無料オンラインサービスで、現在16,690作品(著作権なし:16,330、著作権あり:360)が公開されています。
青空文庫で公開されている作品は、テキストやXHTML、HTML形式で提供されており、そのままでは読みづらいことがありますが、いろいろな方が開発した青空文庫対応の表示ソフトを利用することで、パソコンやスマートフォンでも書籍のように快適に閲覧できるようになります。
ここで紹介する「青空文庫ビューア Ad」も、Android端末で青空文庫を閲覧するためのビューアーの一つでです。
「青空文庫ビューア Ad」の使い方
アプリはGoogle Playストアからインストールできます。
アプリを起動したら、右上の「ログイン」からGoogleアカウントでログインしておくことで、しおり機能やお気に入り作家や感想のバックアップができます。
アプリ画面上部には「新着」「おすすめ50」「みんなの感想」タブがあり、新着やおすすめの作品がすぐに見つけられ、「みんなの感想」タブでは、ユーザーが投稿した作品の感想を閲覧することができます。
画面下部の「しおり」では、読書中の作品を記録しておくことができ、前回読んだところからすぐに再開することができます。
画面下部の「さがす」では、作家名や作品名、作品の分量、カテゴリ、年代から、作品を探すことができます。
画面下部の「設定」では、作品を読むときのフォントや文字サイズ、行間、マージン、文字色、背景色を、好みに合わせて変更することができます。
作品を読み始めるときは、作品を選択して作品の詳細画面で右下の「読む」ボタンをタップすれば、作品が表示され、ページは横スクロールで読み進めることができます。


あとがき
Android端末で利用できる青空文庫に対応したビューアーは、他にもいろいろありますが、操作性や検索性で「青空文庫ビューア Ad」をおススメします。
古い文学作品をAndroidスマホなどで読みたい方は、お試しあれ。