WordPressで記事を作成するときに、過去の投稿と似たような記事を書くときがあります。そんなときに過去の投稿や固定ページを複製できれば、作業が楽になると思いませんか?
これを実現してくれるのが、WordPressプラグイン「Duplicate Post」です。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果をもとにしています。各ソフトウェアのバージョンにより、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア(プラグイン) | バージョン |
---|---|
Duplicate Post | 3.2.2 |
WordPress本体 | 4.9.6 |
「Dupulicate Post」とは
「Duplicate Post」は、投稿や固定ページを簡単に複製してくれるWordPressプラグインです。利用者も多く、2018年5月現在でも更新されていることから、安心して利用できるプラグインといえます。
設定
プラグインのインストール手順は、一般的な手順と同様のためここでは割愛します。
設定は、管理画面(ダッシュボード)の「設定」>「Duplicate Post」で行います。設定値は、デフォルトのままでも問題なく使用できます。複製する項目・複製可能な権限や投稿タイプなどを細かく設定したい場合は、以下の設定画面で調整します。
「複製元」タブ
複製する項目を変えたい場合は、このタブで設定します。
「権限」タブ
複製可能な権限
投稿などを複製できるユーザーを制限できます。複数人でWordPress環境を維持している場合に活用できそうです。
これらの投稿タイプに対して有効化
どの投稿タイプで複製するかを設定します。カスタム投稿タイプを利用している場合は、ここで対象のカスタム投稿タイプにチェックを入れることで、チェックを入れたカスタム投稿タイプで複製が可能になります。
表示
管理画面上のどこに複製ボタンを表示させるかを設定できます。
利用方法
利用方法はいたって簡単で、以下のいずれかの操作で複製できます。
「投稿一覧」から複製
「投稿一覧」の一括操作から複製
投稿の編集画面から複製
投稿の編集画面上部の、管理バーから複製
あとがき
過去の投稿をコピペで複製することもできますが、圧倒的に「Duplicate Post」を利用したほうが楽です。効率的に記事を作成する上でおすすめのプラグインです。