WordPressで投稿などの記事を作成するときに、過去の投稿と似たような構成で書きたいときがあり、そんなとき、過去の投稿を複製(コピー)できれば作業が楽になると思いませんか?
そこでここでは、過去の投稿を複製(コピー)してくれるWordPressプラグイン「Yoast Duplicate Post」の使い方を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境で実行した結果をもとにしています。各ソフトウェアのバージョンにより、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア(プラグイン) | バージョン |
---|---|
Yoast Duplicate Post | 4.1.2 |
WordPress | 5.7.2 |
Yoast Duplicate Postとは
Yoast Duplicate Post – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語
「Yoast Duplicate Post」は、投稿や固定ページを簡単に複製してくれるWordPressプラグインです。
タイトルや本文、作成者などの複製する項目はあらかじめ設定しておくことができ、編集画面などからワンクリックで複製することができます。
Yoast Duplicate Postの初期設定
プラグインのインストール手順は、一般的な手順と同じなのでここでは割愛します。
Yoast Duplicate Postの初期設定は、管理画面(ダッシュボード)の「設定」>「Duplicate Post」から行います。
デフォルト設定のままでも問題なく利用できますが、複製する項目や複製可能な権限、投稿タイプなどを細かく設定したい場合は、設定画面であらかじめ調整しておきます。
「複製元」タブ
「複製元」タブでは、複製する項目を調整することができます。
「権限」タブ
「権限」タブでは、投稿などを複製できるユーザーを制限したり、複製できる投稿タイプを選択できます。
複数のユーザーでWordPress環境を維持している場合や、複製できる投稿タイプを制限したいときに活用できます。
「表示」タブ
「表示」タブでは、管理画面のどこに複製ボタンを表示させるかを設定できます。
デフォルトでは、「投稿一覧」「管理バー」「編集画面」など、いろいろな場所に複製ボタンが表示されますが、どこか一か所に決めておいた方がよいでしょう。
Yoast Duplicate Postの使い方
Yoast Duplicate Postの使い方は簡単で、「投稿一覧」「管理バー」「編集画面」などから、投稿や固定ページを複製できます。
投稿一覧から複製
管理バーから複製
編集画面から複製
あとがき
過去の投稿から本文などをコピペして複製することもできますが、圧倒的に「Yoast Duplicate Post」を利用したほうが楽です。
効率的に記事を作成する上でおすすめのプラグインです。