Linux環境で、ソフトウェアの設定方法などを調べる際に、利用しているソフトウェアのバージョンにより設定方法が異なる場合がよくあります。
正しく設定したはずなのにうまく動作しないときは、往々にして異なるバージョンの設定方法を参考にしている場合があります。
そうならないために、ここでは一般的なRedhat互換のLinuxを例に、利用しているソフトウェアのバージョンをコマンドで確認する方法を紹介します。
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他のディストリビューションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
CentOS Linux | 7.4.1708 |
目次
ソフトウェア別バージョン確認コマンド
OS
# cat /etc/redhat-release
Apache
# httpd -v
MariaDB
データベースに接続して確認する場合は
# mysql -u <ユーザー名> -p<パスワード> -D mysql -e "SELECT version()"
インストールしたパッケージのバージョンから確認する場合は
# rpm -qa | grep -i mariadb
Nginx
# nginx -v
PHP
# php -v
あとがき
多くのソフトウェアでは「-v」オプションを付けて実行することで、バージョンを確認できる場合が多いようです。