Windows10をスマホ経由でインターネット接続する方法として「テザリング」があります。
テザリングにはいくつかの方法がありますが、ここではWindows10をAndroidスマホのWi-Fiテザリングを使ってインターネット接続する方法を紹介します。
目次
動作環境
この記事は、以下の環境での動作結果を基にしています。他の機種やバージョンでは、操作方法や動作結果が異なる場合があることをご了承ください。
ソフトウェア | バージョン |
---|---|
Google Nexus 5X(Android) | 8.1.0 |
Windows10Pro x64 | 2004 |
Wi-Fiテザリングの有効化
Androidスマホで「設定」から「ネットワークとインターネット」をタップします。
「ネットワークとインターネット」画面で「アクセスポイントとテザリング」をタップします。(機種によっては名称が異なる場合があります。)
「アクセスポイントとテザリング」画面で「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」をタップします。
「Wi-Fiアクセスポイントをセットアップ」画面が表示されるので、デフォルト設定のままで良ければ、ネットワーク名とパスワードを確認して「キャンセル」をタップします。(パスワードは「パスワードを表示する」にチェックを入れれば表示されます。)
なお、ネットワーク名やパスワードは、自分で設定することもできます。
ネットワーク名とパスワードは、後ほどWindows10での設定作業で必要になります。
アクセスポイントの設定が完了したら「アクセスポイントとテザリング」画面で「Wi-Fiアクセスポイント」をタップして有効化します。
以上で、Wi-Fiテザリングの有効化は完了です。
Windows10マシンをAndroidスマホに接続
次に、Windows10マシンをAndroidスマホで有効化したアクセスポイントに接続します。
Windows10マシンで、タスクバー右端にある「アクションセンター」アイコンをクリックして、クイックアクションの一覧から「ネットワーク」をクリックします。
接続可能なアクセスポイントが表示されるので、先ほどAndroidスマホで確認したアクセスポイント「AndroidAP」をクリックします。
アクセスポイント「AndroidAP」の接続ボタンが表示されるのでクリックします。
ネットワークセキュリティキーの入力ボックスが表示されるので、先ほどAndroidスマホで確認したアクセスポイントのパスワードを入力して「次へ」をクリックします。
アクセスポイントの表示が「接続済み、セキュリティ保護あり」を表示されていれば、接続完了です。
タスクトレイのインターネット接続アイコンは以下の画像のように表示され、インターネット通信ができるようになっているはずです。
Wi-Fiテザリングの終了
Wi-Fiテザリングを終了するときは、Androidスマホの「アクセスポイントとテザリング」画面で「Wi-Fiアクセスポイント」をオフにします。
あとがき
テザリングには、Wi-FiテザリングのほかにもBluetoothテザリングやUSBテザリングがあり、それぞれに長所・短所があります。
そのため、重視するポイントに応じてテザリング方法を使い分けるのがおススメです。
- 通信速度重視&無線接続なら「Wi-Fiテザリング」
- 通信速度重視&USB接続で充電しながらなら「USBテザリング」
- バッテリー消費が少ない&無線接続なら「Bluetoothテザリング」
それぞれのテザリング方法については、以下の記事で特徴を解説しているので参考にしてみてください。
