Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

Windows10proなどで利用できる仮想環境「Hyper-V」で仮想マシンを作成する場合、大きく3通りの作成方法があります。

そこで、ここではWindows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Pro 64bit 1909

「クイック作成」で作成する

最小限の設定だけで素早く仮想マシンを作成したいときは、HyperVマネージャー右上の操作メニューの「クイック作成」から作成します。

Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

クイック作成では、デフォルトで用意されているオペレーティングシステムから選択したり、自分で用意したインストールイメージや仮想ハードディスクを指定するだけで仮想マシンを作成できます。

Memo

あらかじめ用意されているオペレーティングシステムは、すべて英語版のため利用頻度はあまりないでしょう。

Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

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自分で用意したインストールイメージを利用する場合

クイック作成では、画面右下の「その他のオプション」をクリックすることで、仮想マシンの名前と接続する仮想スイッチだけは、あらかじめ指定することができます。

Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

たとえば、クイック作成でWindows10向けの仮想マシンを作成した場合、仮想マシンの設定は次のような感じになります。

設定項目 設定値
仮想マシンの世代 第2世代
セキュアブート 有効
仮想プロセッサ数 2
メモリ 2048MB(動的メモリ)
ディスク 容量可変の拡張仮想ハードディスク(最大127GB)
ネットワーク 「Default Switch」に接続
DVDドライブ 指定したイメージファイルがマウントされた状態
ブート順 DVDドライブが最上位

細かな設定はあとから調整することにして、素早く仮想マシンを作成したいときに便利ですね。

「仮想マシンの新規作成ウィザード」で作成する

仮想マシンの各種設定をあらかじめ自分で指定して作成するときは、HyperVマネージャー右上の操作メニューの「新規」>「仮想マシン」から作成します。

Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

「仮想マシンの新規作成ウィザード」では、次の項目を設定できます。

  • 仮想マシンの名前と保存場所
  • 仮想マシンの世代
  • 仮想マシンのメモリの割り当て
  • 仮想スイッチの指定
  • 仮想ハードディスクの作成・接続
  • インストールイメージの指定
Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)
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Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)
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Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)
Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

ある程度Hyper-Vを利用していると、自分なりの仮想マシンの設定パターンというものができてきます。

そのような方は「仮想マシンの新規作成ウィザード」で設定するほうが、あとから設定を変更する手間が少ないです。

PowerShellコマンドレットで作成する

複数台の仮想マシンを一括作成したいときなどは、PowerShellコマンドレットで仮想マシンを作成するのが便利です。

PowerShellコマンドレットで仮想マシンを作成するときは、管理者としてPowerShellを起動して、次のようにコマンドを実行します。

PS C:> New-VM -Name "Win10VM" -MemoryStartupBytes 4GB -NewVHDPath Win10VM.vhdx -NewVHDSizeBytes 20GB -Generation 2 -Switch "Default Switch"

上のコマンドでは、次の設定で仮想マシンを作成しています。

設定項目 設定値
仮想マシン名 Win10VM
メモリ 4GB
仮想ハードディスク名 Win10VM.vhdx
仮想ハードディスクサイズ 容量可変の拡張仮想ハードディスク(最大20GB)
仮想マシンの世代 第2世代
仮想ネットワーク 「Default Switch」に接続

以下の画面のように作成した仮想マシンの状態が表示されれば、正常に作成されています。

Windows10のHyper-Vで仮想マシンを作成する方法(GUI操作、コマンド)

上で作成した仮想マシンに、OSインストールのためのDVDドライブを追加して、インストールイメージをマウントするときは、次のようにコマンドを実行します。

PS C:> Add-VMDvdDrive -VMName Win10VM -ControllerNumber 0 -ControllerLocation 1 -Path "E:Windows10_1909.iso"

「-Path」オプションでは、イメージファイルをフルパスで指定します。

さらに、ブート順でDVDドライブを最上位に設定するには、次のコマンドを順に実行します。

PS C:> $DVDDrive = Get-VMDvdDrive -VMName Win10VM
PS C:> Set-VMFirmware -VMName Win10VM -FirstBootDevice $DVDDrive

「-VMName」オプションでは、作成した仮想マシン名を指定します。

なお、上記で使用したコマンドレットたちの詳しい使い方については、以下の公式ページを参照ください。

HYPER-V で仮想マシンを作成します。 | Microsoft Docs

New-VM | Microsoft Docs

Add-VMDvdDrive | Microsoft Docs

Set-VMFirmware | Microsoft Docs

あとがき

状況に応じて、GUI操作で作成・PowerShellコマンドレットで作成と使い分ければ、より効率的に仮想マシンを作成できますよ。

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