Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法

Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

Windowsで仮想ハードディスクを作成する場合、以下に挙げる4つの方法で作成できます。

  • ディスクの管理
  • Diskpartツール
  • PowerShellコマンドレット
  • Hyper-Vマネージャー

    そこでここでは、上に挙げたそれぞれの方法で仮想ハードディスクを作成する方法を解説します。

    ディスクの管理から作成

    「ディスクの管理」は、物理ハードディスクを初期化したりフォーマット、ドライブレターを変更するときなどで使うWindowsに標準搭載の機能で、仮想ハードディスクの作成にも対応しています。

    ディスクの管理でから仮想ハードディスクを作成するときは、操作メニューから「VHDの作成」をクリックします。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    「仮想ハードディスクの作成と接続」画面が表示されるので、仮想ハードディスクの作成場所、サイズ、仮想ハードディスクのファイル形式(VHD/VHDX)、仮想ハードディスクの種類(容量固定/容量可変)を指定します。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    仮想ハードディスクを作成すると接続された状態で表示されるので、物理ディスクと同じように初期化・フォーマットすることで使用可能になります。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    仮想ハードディスクの種類ごとの特徴は、次のとおりです。

    • 容量可変 - 容量可変の仮想ハードディスクは、実際に使用する分だけディスク量を確保していき、作成時に指定したディスクサイズまで容量が変化するため、ディスクスペースを効率よく使用できる反面、使用量が増えるにしたがってパフォーマンスが低下します。
    • 容量固定 - 容量固定の仮想ハードディスクは、ディスク作成時に指定したディスクサイズが固定的に確保されるため、容量可変の仮想ハードディスクのように容量拡張に伴うパフォーマンス低下が起こらないため、パフォーマンス重視の仮想マシンではこのディスクタイプが利用されます。
    • 差分 - 差分の仮想ハードディスクは、親として指定した仮想ハードディスクとの差分のみを記録する仮想ハードディスクで、他の仮想ハードディスクの種類に比べてパフォーマンスは劣ります。ちなみに、差分の仮想ハードディスクは、一般的な仮想マシンで利用することはほとんどなく、検証や開発の現場で、ベースとなるOS環境を元に複数の異なる仮想マシンをを作成したい場合などで用いられます。

    Diskpartツールから作成

    コマンドでパーティションを作成したりできるDiskpartツールでも仮想ハードディスクを作成できます。たとえば、容量可変の10GBの仮想ハードディスク管理者としてターミナルを起動して、以下のコマンドを順に実行します。

    # ディスクパートツールの起動
    PS> diskpart
    
    # 仮想ハードディスクを作成する
    DISKPART> create vdisk file="E:\test5.vhdx" maximum=10240 type=expandable
    
    # 仮想ハードディスクに接続
    DISKPART> attach vdisk
    
    # 初期化とパーティションの作成、フォーマット
    DISKPART> convert gpt
    DISKPART> create partition primary
    DISKPART> assign letter=V
    DISKPART> format fs=ntfs quick
    DISKPART> exit

    create vdiskコマンドのfileパラメーターでは、ファイルの拡張子で仮想ハードディスクのファイル形式(VHD/VHDX)を指定します。maximumパラメーターでは仮想ハードディスクのサイズをMB単位で指定します。typeパラメーターでは、仮想ハードディスクの種類(expandable/fixed)を指定します。

    差分の仮想ハードディスクを作成するときは、typeパラメータは指定せず、代わりに「parent=」で親となる仮想ハードディスクを指定する必要があります。

    PowerShellコマンドレットから作成

    Hyper-V機能を有効化している環境では、PowreShellコマンドレットで仮想ハードディスクを作成できます。

    PowreShellコマンドレットで仮想ハードディスクを作成するときは、管理者としてターミナルを起動して、以下のようにコマンドを実行します。

    PS> New-VHD -Path "E:\test6.vhdx" -SizeBytes 10GB -Dynamic

    「-SizeBytes」オプションでは仮想ハードディスクのサイズをMB/GB/TB単位で指定でき、仮想ハードディスクの種類は「-Dynamic(容量可変)」「-Fixed(容量固定)」「-Differencing(差分)」のいずれかのオプションを指定します。

    差分の仮想ハードディスクを作成するときは「-ParentPath」オプションで親となる仮想ハードディスクを指定する必要があります。

    作成した仮想ハードディスクに接続して、初期化、パーティション作成、フォーマットを行うには、以下のようにコマンドをパイプでつないで実行するのがおすすめです。

    PS> Mount-VHD c:\temp\wpstest.vhdx -Passthru | Initialize-Disk -PartitionStyle GPT -PassThru | New-Partition -UseMaximumSize -DriveLetter 'V' | Format-Volume -FileSystem NTFS -NewFileSystemLabel "NewVolume" -Confirm:$false

    Hyper-Vマネージャーから作成

    Hyper-V機能を有効化している環境では、Hyper-Vマネージャーからも仮想ハードディスクを作成できます。

    Hyper-Vマネージャーから仮想ハードディスクを作成ときは、Hyper-Vマネージャーの操作メニューから「新規」>「仮想ハードディスク」をクリックします。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    仮想ハードディスクの新規作成ウィザード画面が起動するので「次へ」をクリックします。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    次の画面では、仮想ハードディスクのファイル形式(VHD/VHDX)を選択して「次へ」をクリックします。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    次の画面では、仮想ハードディスクの種類(容量固定/容量可変/差分)を指定して「次へ」をクリックします。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    次の画面では仮想ハードディスクの名前を指定して「次へ」をクリックします。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    差分の仮想ハードディスクを選択した場合は、次画面で親仮想ハードディスクを指定する画面が表示されます。なお、親として指定した仮想ハードディスクは読み取り専用になります。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    次の画面では、仮想ハードディスクのサイズを指定します。

    Windowsで仮想ハードディスクを作成する方法。

    最後に設定内容を確認して「完了」をクリックすると、仮想ハードディスクの作成が開始されるので、完了するまで待ちます。

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