リモートのWindows10PCを支援するなら「クイックアシスト」

リモートのWindows10PCを支援するなら「クイックアシスト」

Windows10の操作に詳しくない家族や友人に、操作方法やトラブルシューティングで助けを求められたとき、そばにいるなら画面を見ながらサポートすることができますが、リモート(遠隔地)の場合だとそうもいきません。

そんなときに備えて、あらかじめサードパーティーのリモートツールをインストールしておくというのも手ですが、実はWindows10の標準機能にもリモートから支援が可能なツールが用意されています。

それが「クイックアシスト」です。

そこで、ここではWindows10で「クイックアシスト」を利用する方法を紹介します。

動作環境

この記事は、以下の環境で実行した結果を基にしています。他のエディションやバージョンでは、動作結果が異なる場合があることをご了承ください。

ソフトウェア バージョン
Windows10 Pro 64bit 1909

クイックアシストとは

「クイックアシスト」は、Windows10 Anniversary Update(バージョン1607)以降で、標準機能として利用できるリモートコントロールツールです。

クイックアシストは、インターネットに接続しているWindows10PC同士で、片方が支援者として、操作に困っているもう一方のPCをリモート操作してサポートすることができます。

また、リモートアシスタンスやリモートデスクトップなどと違い、利用するためにファイアウォールで受信を許可するなど、煩わしい事前設定が不要(HTTPSで通信ができる環境であれば接続可能)で、使いたいときにすぐ使えるという点もありがたいです。

Memo

注意点としては、クイックアシストは、Anniversary Update 以降のWindows 10同士でのみ利用できるという点です。

どちらか片方がWindows 7やWindows 8/8.1、Anniversary Update以前のWindows 10の場合は、クイックアシストは利用できず、従来のリモートアシスタンスを使う必要があります。

クイックアシストの使い方

ここでは、サポートする側のWindows10と、サポートを受ける側のWindows10それぞれの手順を順に解説します。

サポートする側のWindows10

サポートする側のWindows10では、まずスタートメニューのプログラム一覧から「クイックアシスト」を起動します。

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クイックアシストを起動したら「支援を提供する」にある「他のユーザーを支援する」をクリックします。

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Microsoftアカウントへのサインイン画面が表示されるので、サインインします。

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サインインすると、画面にセキュリティコードが表示されるので、このコードをサポートを受ける側の人にメールや電話などで伝えます。

なお、セキュリティコードは10分間有効であり、10分を経過すると別のセキュリティコードが表示されます。

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サポートを受ける側の人がコードを入力して「画面の共有」をクリックすると、サポートする側の画面に「共有オプション」画面が表示されるので「完全に制御する」か「画面を表示する」かを選択し「続行」をクリックします。

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サポート受ける側の人が、画面の共有を許可すると、クイックアシストの画面に相手側の画面が表示され、双方がPCの画面を見ている状態で、実際に操作しながら操作方法を教えたり、トラブルシューティングしたりできます。

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ちなみに、画面上部に表示されているメニューから次のようなことができます。

  • サポートを受ける側マシンの画面上に手書きする
  • サポートを受ける側マシンとメッセージを送受信
  • サポートを受ける側マシンの再起動(完全制御時のみ)
  • サポートを受ける側マシンのタスクマネージャーを起動(完全制御時のみ)

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サポートする側のマシンからクイックアシストを終了する場合は、画面右上にある「終了」ボタンをクリックします。

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サポートを受ける側のWindows10

サポートを受ける側のWindows10では、まずスタートメニューのプログラム一覧から「クイックアシスト」を起動します。

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クイックアシストを起動したら「支援を受ける」にある「アシスタントからのコード」欄にサポートする側の人から伝えられたコードを入力し「画面の共有」をクリックします。

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サポートする側の人が画面の共有設定を行うと「画面を共有する」画面が表示されるので、内容を確認して「許可」をクリックします。

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サポートする側の人が制御可能な状態になると、サポートを受ける側の画面に黄色い枠が表示され、画面中央上部には画面が共有されていることを示すバーが表示されます。

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サポートを受ける側のマシンからクイックアシストを終了する場合は、画面上部にあるバーの「×」ボタンをクリックします。

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留意事項

クリックアシストを利用するときの留意事項は、次のとおりです。

  • 遠隔操作中、画面内で使用できるショートカットは限られているので、できるだけマウスで操作するのが良さそうです。
  • サポートを受ける側のマシンで再生したサウンドは、サポートする側のマシンでは再生されないので、サウンド関係のトラブルシューティングはむずかしそうです。

あとがき

クイックアシストの利点は、インターネット経由でも特別な設定不要ですぐに利用できる点でしょう。

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